カンテラーノ帰属意識と、去りし戦士への拍手の追悼

ラ・リーガ全体における、マラガCFのアイデンティティと地元への強い「帰属意識」を示す、極めて誇らしくまばゆいクラブのデータが公開されました。現在、スペイン最高峰の1部リーグに身を置く20チームの中で、自前の育成組織(カンテラ)から這い上がってきた地元出身のプロ選手を、最も多くファーストチームの公式スカッドに登録しているクラブのランキングにおいて、マラガCFは、圧倒的な伝統を誇るアスレティック・ビルバオ、および世界的育成の名門FCバルセロナに次ぐ、堂々の「リーグ第3位(カンテラ帰属意識トップ3)」に君臨していることが明らかになりました。この「マレオやレサマ、ラ・マシア」に匹敵する、地元の若き血潮を信じて戦うブレない姿勢こそが、財政難からの一大復活劇を成し遂げた、現在のマラガを支える最も強固で美しい土台となっています。(via Mundo Deportivo)

また、デポルティーボ戦が行われたラ・ロサレーダのピッチにおいては、試合前のピッチ外におけるある感動的なチャプターが発生しました。今夏、長年にわたりマラガの中盤の底でゲームのバランスを取り続け、2度の感動的な昇格劇を支えながらも、この夏に30歳の若さで現役引退、および登録抹消(abono)を電撃決断した功労者ミッドフィルダー、Luismi Sánchez(ルイスミ・サンチェス)氏に対し、サポーターたちが大きな感謝を示す感動的なオマージュが敢行されました。彼の背番号にちなみ、試合開始から「第19分」が訪れた瞬間、スタジアムを埋め尽くした29,000人のファンが一斉に立ち上がり、これまでの彼の偉大で誠実な貢献に対する、鳴り止まない大きな拍手(ovación)と温かい歌声がラ・ロサレーダの夜空に響き渡り、多くの古参サポーターや選手たちの涙腺を激しく刺激しました。(via MARCA)

なお、この試合で勝ち点3を目指して戦ったフネス監督ですが、更衣室のサイドライン裏においては、依然として多くの怪我人に悩まされる厳しい戦い(enfermería)が続いています。プレシーズンから長期離脱している新鋭Aarón Ochoa選手、FWの柱として期待されるAdrián Niño選手、守備の要であるFernando Calero選手、さらにMoussa選手やDiego Murillo選手ら、実に5名の実力派たちが未だリハビリの段階にあり、このデポルティーボ戦での欠場を余儀なくされました。しかし、今夏にレバンテから完全フリーで電撃加入した5人目の新戦力DFパブロ・マルティネス(Pablo Martínez)選手が、移籍後最速で招集メンバー(ベンチ)に入ったことは、怪我人が相次ぐディフェンスラインの再整備に向けて極めて大きな安心感をもたらしています。(via Estadio Deportivo / Superdeporte / Marca)

【本日の総括】

8年ぶりとなる、聖地ラ・ロサレーダでのプリメーラ(1部)開幕戦は、お互いに2部から這い上がってきたデポルティーボとの、これ以上ないほどに意地と誇りが真っ向から衝突する白熱の1-1ドロー決着となりました。オーバメヤンの一瞬のスピードに冷や汗を流しながらも、誕生日当日にPKのキッカーを務め、冷静極まりなく自身のプリメーラ初ゴールを叩き出したチュペ選手は、まさにファンの心に永遠に刻まれるヒーローとなりました。後半にジョアキンがエリア内で押し倒されたシーンでの、ル・ノルマンの判定とあまりにも不条理なダブルスタンダードには憤りを隠せませんが、フネス監督の機知に富んだ『ル・ノルマンにこの主審を紹介したかった』という痛烈な皮肉や、19分にLuismi Sánchez氏に捧げられた温かい拍手など、ラ・ロサレーダにはどこか優しく、そして極めて熱いブラウグラナのフットボール魂が完全に満ち溢れていました。次戦は過酷なベルナベウでのレアル・マドリード戦。世界最高の相手に対し、新生マラガがピッチの上でどのような「崇高なレベル」を披露してくれるのか、私たちのパッションは早くも、マドリードの空へと向かって燃え広がっています。