最終判断を巡りマドリード州政府とラージョの緊張が激化
マドリード州政府の文化・観光・スポーツ担当責任者であるマリアーノ・デ・パコ氏は、バジェカスの使用再開手続きについて、何よりも観客の安全が最優先であり、急ぎつつも慎重に進める必要があるとの見解を示しました。デ・パコ氏は、バジェカスの安全性を再検証するために2回目の監査が開始されたと述べ、『この手続きの終了日を設定したことは一度もない。可能な限り迅速に進めようとしている。何よりもスタジアムの安全が最優先であり、その検証のために2回目の監査を開始した』と説明しました。さらに、ラージョがいくつかの改善を施したこと自体が、これまでのスタジアムが適切な安全および衛生状態になかった事実を証明していると指摘し、『多くの要素を分析する必要があるため、すぐに解決するような簡単なプロセスではない。ラージョはいくつかの改善を行ったが、それは本来やるべきだったことだ。この改善自体が、これまでのスタジアムが然るべき安全・衛生状態になかったことを証明している。クラブ側がこれ以上問題を起こさずに協力し続けるならば、一日も早くサポーターがスタジアムを楽しめるよう、監査を最速で終わらせるつもりだ』と語りました。
しかし、州政府側はラージョ側の「バジェカスは今すぐ使える」という強気な姿勢に対して冷ややかな見方を示しています。州政府は、今回現地を視察した技術者らには公式な決定権はなく、報告内容がポジティブなものであっても、最終的にスタジアムの適合性を判断するのは公式の監査人による報告書であると主張。これにより、双方の主張のズレが浮き彫りになり、対立の火種はさらに大きくなっています。(via Estadio Deportivo / MARCA)
【本日の総括】
今週末のラシン・サンタンデール戦は、レガネスのブタルケで開催されることがLaLigaより正式決定されました。しかしラージョ側は、本日の最新の現地調査結果を受け、バジェカス・スタジアムがすでに完全に安全基準を満たしていると公式声明で猛反論。マドリード州政府に対して即時の使用停止解除を求め、拒否された場合の降格危機や経済的損害の責任を厳しく追及しています。会長の圧力疑惑への否定や、州政府側との決定権を巡る言い分など、ピッチ外の法的な争いと対立はさらに深刻化しています。