デオッサの移籍交渉難航と「偽9番」での輝き
ネルソン・デオッサのヴァスコ・ダ・ガマへの移籍交渉が続いていますが、書類作成や条件面での相違から決着が遅れています。ヴァスコの新オーナーであるマルコス・ラマッキアに対する司法の拒否権問題はクリアされ、義母がパルメイラスの会長であるという利益相反の懸念についても、弁護士が『もしそうなったとしても、契約は継続します。ヴァスコの残留が条件ではないからです。しかし、ヴァスコが降格することは絶対にありませんし、このオペレーションは実現します』と明言し、障害は取り除かれたかに見えました。ベティスはラマッキアの個人銀行保証を受け入れたとされ、デオッサはメディカルチェックと契約サインのため日曜日から月曜日の間にブラジルへ飛ぶ予定でした。
しかし、クラブ間の条件で溝が埋まっていません。ベティスはラ・リーガのサラリーキャップに計上するため、完全移籍でないなら買い取り義務付きの有償レンタルを求めています。一方、ブラジル側は条件付きの買い取りオプションを提示しており、さらに買い取り実行を2027年夏とし、移籍金1000万ユーロと将来のボーナス200万ユーロ弱を4年分割で支払うという内容で、これがベティスを納得させていません。
交渉が長引く中、デオッサはドイツ合宿で絶好調を維持しています。昨夏は加入の遅れと足首の負傷でプレシーズンを棒に振りましたが、今年は初日からフルメニューを消化。合宿中の練習ではフリーキックからゴラッソを決め、パブロ・ガルシアに絶妙なアシストを供給していました。ロッテ戦では後半から「偽9番」という珍しいポジションで出場し、見事なポストプレーからのターンでパブロ・ガルシアの先制点の起点となると、自らドリブルで仕掛けてPKを獲得し、それを沈めて2点目を奪いました。状況に大きな変化がない限り、月曜夕方のセビージャでの練習にも引き続き参加する予定です。(via Estadio Deportivo)