欧州王者PSG決戦とヘタフェの要塞攻城戦!イニゴ・ペレス監督が挑む迷宮脱出劇

過去の失策や敗戦を理由に立ち止まって悔やんでいる時間はない。過密日程が続く厳しいカレンダーは、この悪循環と負のダイナミクスを断ち切るための新たな2つの機会を矢継ぎ早に提示している。それが、今週直面する全く性質の異なる相反する2連戦である。

まず火曜日にセラミカへ迎えるのは、直近2シーズンのチャンピオンズリーグを制している欧州王者のパリ・サンジェルマン(PSG)だ。ルイス・エンリケ監督率いるPSGは、世界最高峰の戦力を擁して自らボールを保持し、試合の主導権を握って攻め立ててくる本命として立ちはだかる。ビジャレアルにとっては、相手がラインを上げて攻めてくることでアウェイ戦のようにスペースが生まれやすく、自分たちの強みである素早い仕掛けを発揮しやすい展開が予想される。

しかし、そのわずか数日後の日曜日には、再びラ・リーガで極めて厄介な試練が待っている。対戦相手となるボルダラス監督率いるヘタフェは、エルチェやエスパニョールが見せた堅守超低ブロックの「バージョン2.0」とも言える徹底した守備的アプローチをセラミカで仕掛けてくることが確実に予想される。

主導権を相手に渡して攻め込まれるPSG戦と、再び重厚な壁を前に攻略を迫られるヘタフェ戦。この真逆の試練が連続する複雑な迷宮(laberinto)の中で、イニゴ・ペレス監督とビジャレアルの選手たちは一刻も早くホームでの打開策を発見し、かつてのようにセラミカを不落の要塞へと戻さなければならない。(via SPORT)

【本日の総括】

今季のビジャレアルはセラミカで5戦3敗・勝ち点4と衝撃的なホーム不振に喘ぎ、引いて守る相手を崩せない課題が浮き彫りとなっています。今週迎える欧州王者PSG戦と堅守ヘタフェ戦の真逆の2連戦は、この迷宮から抜け出し本拠地での強さを取り戻すための試練の舞台となります。