リサンドロ・マルティネス FCバルセロナが獲得へ動くも300万ユーロの給与枠が壁

マンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表ディフェンダーのリサンドロ・マルティネスに対し、FCバルセロナが今冬の守備陣補強に向けた獲得交渉を進めている。現時点での確度は交渉中の段階にあり、スポーツディレクターを務めるデコを中心に選手側との話し合いが着実に進められているところだ。

バルセロナは以前から守備陣の強化を最優先課題として掲げており、実績のあるリサンドロ・マルティネスの獲得によって課題解決を図ろうとしている。デコとの協議は前進を見せているものの、実現に向けては移籍金の額以上にクラブ自身の給与上限という高い障壁が立ちはだかっている。

クラブの財務責任者であるフェラン・オリベが明かしたところによれば、バルセロナが1月の移籍市場で自由に活用できる給与枠の余裕は、わずか300万ユーロから400万ユーロ程度にとどまっている。そのため、イギリスの『ザ・アスレチック』紙が報じるように、クラブがこの移籍を成立させるための絶対条件は「低コストでのオペレーション」に限られているのが実情だ。

つまり選手側との個人間交渉が進んだとしても、マンチェスター・ユナイテッド側が低額でのローン移籍や大幅な給与負担に同意しない限りは困難だ。そのため、クラブ間の条件が折り合わなければ、取引が成立する可能性は限りなく低いということになる。

バルセロナは守備陣の補強を熱望しているが、ラ・リーガの厳格な財務規定が壁となり、市場への参入条件は極めて限定的だ。そのため、今後はマンチェスター・ユナイテッド側の要求条件と、提示可能なわずかな給与スペースが折り合うかが焦点となる。(via AS / SPORT)