アトレティコ・マドリード

敵地メンディソロサに乗り込んだアトレティコ・マドリードは、デポルティーボ・アラベスを相手に苦しみながらも2-1で劇的な勝利を収めました。前半33分、アレックス・グリマルドがジョナサン・デイヴィッドとの鮮やかな連携からインサイドへ切り込み、アトレティコ移籍後初となる流れの中からの鮮やかなゴールを決めて先制します。しかし前半アディショナルタイム、ロビン・ル・ノーマンがエリア内でトニ・マルティネスのシャツを引っ張った行為がVARチェックでペナルティと認定され、ルカス・ボジェにPKを沈められて同点で折り返します。

後半開始とともにシメオネ監督はフリアン・アルバレスとアレックス・バエナを同時投入して攻撃のギアを上げます。後半60分、フリアン・アルバレスへのラフタックルによりアラベスのアンヘル・ペレスが一発退場となり数的優位に立つと、相手GKシベラの好セーブに阻まれ続けながらも怒涛の猛攻を展開。結末は87分に訪れました。アレックス・バエナが右サイドから右足アウトサイドで描いた完璧なクロスに対し、中央で圧倒的な高さを誇るクリスティアン・"クティ"・ロメロが打点の高いヘディングシュートを叩き込んで勝ち越しに成功しました。

試合後、シメオネ監督は『チームは最初から最後まで攻撃姿勢を崩さず、勝利に必要なものを手に入れた。フリアンも非常に良い状態で試合を終えている』と安堵の表情を見せ、殊勲のロメロも『常に上を目指し、限界を作らずに戦い続ける』と頼もしく語りました (via MARCA)。

デポルティーボ・アラベス

要塞メンディソロサでアトレティコ・マドリードを迎撃したデポルティーボ・アラベスは、後半に退場者を出しながらも粘り強い戦いを見せましたが、終盤の失点により1-2で悔しい逆転負けを喫しました。前半に先制を許したものの、ルカス・ボジェが冷静にPKを決めて同点に追いつき、GKシベラを中心にアトレティコの強力攻撃陣を脅かし続けました。

しかし後半15分、アンヘル・ペレスがフリアン・アルバレスと交錯したプレーでVARの介入を受けて一発退場となり、残り30分間を10人で戦う厳しい局面を迎えます。この判定を巡っては、元監督のキケ・サンチェス・フローレスをはじめ各所から『前半のアデモラ・ルックマンのプレーではVARの判定基準が異なっていた』と審判の不統一さに対する不満の声が上がりました。10人になって以降もマリアーノのカウンターなどでチャンスを作りましたが、最後は87分に力尽きる形となりました (via Estadio Deportivo)。