シメオネ監督が提言する『6人目の交代枠』と過密日程問題

アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、過酷さを増す過密日程と移動負担から選手たちの身体を守り、試合の質を維持するために「6人目の交代枠導入」が必要不可欠であると強く主張した。🗣️

シメオネ監督はエスパニョール戦の試合前にDAZNの取材に応じ、次のように持論を展開した。『サッカー界は将来的に、1試合あたりもう1枠多い交代(6人目の交代枠)を認める方向へ間違いなく進んでいくはずだ。現在のフットボールにおいて、1人の選手が消化しなければならない試合数や移動の過酷さは限度を超えている。ファンがスタジアムに足を運ぶのは高価なチケット代に見合う素晴らしいショーを見るためだが、過密な過労によって選手たちがそのクオリティを維持できなくなっている。6人目の交代枠が導入されることに私は何の疑いも抱いていない』

エスパニョール戦の激闘後も、シメオネ監督は交代采配の意図について『疲労を管理し、新鮮な脚力が必要だった。だからこそアデモラ・ルックマンを先発させ、後にフリアンを投入し、イ・ガンインに代えてアレックス・バエナを入れ、中盤のバランスのためにパブロ・バリオスを下げ、勝利への意図を伝えるためにロドリゴ・メンドーサをピッチへ送り込んだ』と説明。選手たちのコンディションがいかに采配を左右しているかを明白にした。

このシメオネ監督の提言は、クラブの最高経営責任者(CEO)であるミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏が提案した「1人の選手が1シーズンにプレーできるラ・リーガの試合数を31〜32試合に制限するルール」とは異なるアプローチであり、過密日程問題に対するクラブ内の議論の深さを示している。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)

【本日の総括】

エスパニョール戦で劇的6連勝を飾ったアトレティコ・マドリードですが、守備の要であるCutiロメロが内転筋の怪我で約10〜12日間の離脱となり、CLシュトゥットガルト戦とリーグ戦デポルティーボ戦の欠場が確定しました。一方で急性胃腸炎から回復したカルドソがトレーニングに復帰し、中盤のヒュルマンドやアレックス・バエナが圧倒的なスタッツと結果でチームを牽引しています。過密日程の中で戦術的進化を遂げるシメオネ・アトレティコの今後に引き続き注目です!