セルタの歴史に受け継がれる「反乱選手」獲得の伝統、モストボイやヴァスらの記憶

セルタが、他クラブとの間で移籍や契約更新をめぐって対立し、反乱(ストライキ)を起こした選手をチームに迎え入れるのは、実は今回が初めてのことではありません。クラブの歴史を振り返ると、過去にも同様の手段で獲得に成功した偉大な前例が存在します。

その代表格が、かつてロシアの天才としてサポーターを魅了したアレクサンダー・モストボイです。彼は前所属クラブであるフランスのストラスブールに対して、移籍を勝ち取るために真っ向から反旗を翻し、セルタへの加入を実現させました。

さらに記憶に新しい例としては、デンマーク代表のダニエル・ヴァスが挙げられます。彼はフランスのエヴィアンに所属していた当時、セルタへの移籍を果たすためにクラブに反旗を翻し、同様にストライキを強行してビーゴへの切符を手にしました。

セルタの歴史において、このような「クラブと衝突してでもビーゴへの移籍を望む熱意ある選手」の獲得は、むしろチームに大きな成功をもたらす吉兆とも捉えられており、ツィガンコフがこの系譜を継ぐことが大いに期待されています。(via SPORT)

【本日の総括】

セルタはボカのセバジョス獲得交渉が暗礁に乗り上げたことで、ターゲットをジローナで反乱を起こしているツィガンコフへ迅速にシフトさせました。エスパニョールやアヤックスとの争奪戦や、サラリーキャップをクリアするための選手自身の減給といったハードルは残るものの、かつてのモストボイやヴァスのように「反乱」を経てビーゴへ加わり、大活躍を収めたレジェンドたちの歴史を想起させるこのディールは、ヒラルデス監督のラストパズルを完成させる鍵として大きな注目を集めています。