ジローナで反乱を起こしたツィガンコフが最優先ターゲットに浮上、移籍の可能性が急上昇

セバジョスの獲得が難航したことを受け、セルタのスポーツディレクションは、ジローナに所属するウクライナ代表アタッカー、ヴィクトル・ツィガンコフの獲得へと舵を切り、彼を今夏の最優先ターゲットに据えました。

ツィガンコフは、ジローナの2部降格に伴い、2部リーグでプレーする意思がないことをクラブへ明確に伝えていました。ジローナ側も、2部での戦いにおいては彼の高額な年俸を維持することが不可能なため、今夏の売却自体は以前から容認していました。しかし、クラブ側は可能な限り高い売却益を得たいと考えています。

降格によってツィガンコフの契約解除金(バイアウト条項)は3000万ユーロから1000万ユーロへと大幅に下落しました。しかし、ジローナが売却を迫られている足元を見られていること、そして選手本人が契約を残り1年しか残しておらず、移籍を強行するためにクラブへの圧力を強めていることから、どの関心クラブも1000万ユーロ満額を支払う意思を見せていません。

ツィガンコフはすでに練習や試合への出場を拒否する「反乱状態」に入っており、ジローナのキケ・アルバレス監督も『ツィガンコフは招集されていたにもかかわらず、着替えることを拒否した。これ以上は何も言えない』と記者会見で不快感をあらわにし、すでに彼を戦力外と見なしています。

時間は買い手であるセルタに有利に働いており、交渉は急速に進展しています。ただし、ジローナ側も簡単に引き下がるつもりはなく、条件交渉を限界まで引き延ばして有利な取引を模索しています。さらに、セルタにとってはツィガンコフの現在の高額な給与をチームのサラリーキャップ(ラ・リーガの財務規定)内に収めるという大きな課題が残されており、移籍の実現には彼自身の減給が不可欠となっています。

現在、セルタの他にはエスパニョールやオランダの名門アヤックスが獲得レースの主なライバルとして浮上していますが、ツィガンコフのビーゴ加入は現実味を帯びてきています。(via SPORT)