レアル・マドリード 守護神クルトゥワが契約延長手続きの保留を告白

34歳でベルギー代表のゴールキーパーを務めるティボー・クルトゥワが、レアル・マドリードとの契約延長交渉について『まだ正式には閉じていない』と明かした。現時点では基本路線で双方の意向が一致しているものの、最終的な文書への署名には至っておらず、手続き完了の一歩手前の段階で保留されている。長年にわたりチームのゴールマウスを守り続けてきた守護神の去就は、サポーターやクラブ関係者にとって今後のチームの安定性を左右する極めて重要な関心事であり、彼自身の口から現状が直接語られた格好だ。

この署名の遅れに対して、周囲が不安や懸念を抱く必要はない。なぜなら、今回の保留はクラブとの条件面の折り合いがつかないといった対立によるものではなく、純粋な家族上の都合による調整に過ぎないからだ。クルトゥワ自身がDAZNベルギーの取材に対して明かしたところによれば、代理人と実父が契約の細部を最終確認するための協議日程を調整している最中であり、双方が一堂に会する時間さえ確保できれば問題なく速やかに解決する見通しであるという。選手本人も流出や契約トラブルの可能性を否定しており、合意そのものに対する疑いは存在しない。

クラブ側は30歳を超えたベテラン選手に対して単年での契約延長を打診するという独自のポリシーを厳格に運用しており、今回もその規定に沿って1年間の期間延長を提示している。現在も世界最高峰のキーパーとして君臨する彼のパフォーマンスに対して経営陣は揺るぎない評価を与えており、チャマルティンの本拠地で彼が魅せる絶対的な安心感に代わる存在は移籍市場を探しても見当たらない。

SPORT紙が伝えたところによれば、レアル・マドリード経営陣は彼の継続的な活躍を極めて高く買っており、今回の手続き遅延についても焦ることなく静観しているという。一時は速やかな締結が予測されていたものの、選手側の個人的なスケジュール調整を尊重する形で正式発表の時期を調整している状況だ。

つまり、今回の未締結という事態が示すのは、クラブと選手間の信頼関係が揺らいでいるわけではなく、単なる手続き上のスケジュール調整に過ぎないということだ。契約満了に伴う他クラブへの流出というリスクは極めて低く、最終的な細部調整を経て近く正式な発表がなされる公算が大きい。(via SPORT)