来季新ユニフォームのデザインを巡る政治的論争
アスレティック・クラブは今週水曜日、来シーズンに向けた新しいファーストユニフォームを発表し、この土曜日のレアル・マドリード戦で初着用する予定となっている。しかし、背中の上部に配置された、バスクの旗(イクリニャ)で彩られた「エウスカル・エリア」の地図のレリーフが大きな政治的論争を引き起こしている。この地図の領域内にナバラ州が含まれているため、ナバラの政党であるUPN、PP、VOXが激怒している。
UPNのクリスティナ・イバロラ代表は、スペインサッカー連盟(RFEF)のラファエル・ロウサン会長、アスレティックのジョン・ウリアルテ会長、そしてナバラ州のマリア・チビテ首相宛てに抗議の書簡を送付した。彼女は『法的、行政的、制度的、政治的枠組みとは全く無関係な政治的現実を反映している』と強く非難し、シンボルが撤回されない場合は法廷に持ち込むと警告した。PPとVOXもラ・リーガやCSD、RFEFに対して地図の撤回を要求している。
これに対し、アスレティック側は政党の抗議に一切反応しておらず、デザインを変更する予定はないまま既にオンラインや公式ショップでの販売を開始している。アスレティックのファンからは『政治的なメッセージは一切なく、単にバスク語が話されている地域(フランスの一部も含む)を示しているだけだ。政治化しているのは政党の方だ』と反発の声が上がっている。また、ナバラ州政府のハビエル・ラミレス第一副首相は『ナバラの公式シンボルが悪用されているわけではなく、民間団体による非公式シンボルの使用について政府が立場を示すべきではない』と述べ、静観の構えを見せている。
(via Esport3)