プレシーズン日程変更の波紋

ワールドカップに出場する代表選手を抱えるクラブからの要望により、LaLigaの8月の日程が変更され、バレンシアのプレシーズンプランに大きな狂いが生じている。当初8月14日〜16日の週末に予定されていたメスタージャでのレアル・ベティスとの開幕戦が、8月25日(火)の21:00に延期されることが決定した。これにより、カルロス・コルベラン監督はフィジカル負荷の調整や親善試合の再編成を余儀なくされている。

クラブは、ニューカッスル・ユナイテッドと対戦するトロフェオ・タロンハから、8月22日(土)にホームで行われるセルタ・デ・ビーゴ戦(事実上の開幕戦となる)までの14日間の空白を埋めるため、急遽最後の親善試合の対戦相手を探している。しかし、夏のこの時期に高い競争力を保証できる相手を見つけるのは容易ではない。

この日程変更に対し、バレンシア内部では大きな不満が渦巻いている。ベティスは、アルゼンチン代表としてわずか60分しかプレーしていないジオヴァニ・ロ・チェルソの存在を理由にAFE協定を利用して日程変更を要求し、アブデやアントニーといった負傷者の回復時間を稼ぐことに成功した。さらに、ベティスは25日の試合の前に、金曜日にレアル・ソシエダとホームで対戦するのに対し、バレンシアは土曜日に試合を行うため、延期された第1節までの休養時間がベティスより33%も少なくなってしまう。開幕早々に過密日程を強いられることへの懸念が高まっている。

キャプテンのガヤもこの変則的な日程について、『開幕からいきなり3試合が続くというのは今まで見たことがありませんが、できるだけ早く適応しなければなりません。特にメスタージャでの2試合は良いスタートを切るために非常に重要です』と警戒感を示している。(via SPORT / ElDesmarque)