レアル・マドリード歴史秘話!給料削減を拒否してライバルへ移籍した元主将ペレスの苦悩

📜レアル・マドリードとアトレティコ・デ・マドリードの長年の宿敵関係を象徴する、1920年代から30年代にかけての知られざる歴史秘話が存在します。かつてマドリーでキャプテンを務めた名選手フェリックス・ペレス(1901-1983)の足跡です。

1928年6月、当時のクラブ幹部パブロ・ヘルナンデス・コロナド氏は、前年のキャプテンであったペレスに対し、1500ペセタだった月給の一律削減を告げました。ペレスは当初これを受け入れましたが、削減分の一部が特定スター選手の給与増額に充てられるというプロサッカーの非情な現実を知り、減額を拒否。マドリー側は規定されていた「保留権(derecho de retención)」を行使し、ペレスに対し1年間の公式戦出場停止処分を科しました。

その後、レーシング・マドリードを経て1930年にアトレティコ・デ・マドリードへ移籍したペレスは、1931年のジャーナリストとの対話の中で、初期プロサッカー界における選手の権利欠如について悲痛な言葉を残しています。

『プロフェッショナリズムへ移行したことで、私たちは人間であることをやめ、モノになってしまいました。選手は競走馬のように売買され、大怪我を負っても何補償も受けられず家に帰されるのです』

レアル・マドリードからの再度のオファーを拒否し、失意のうちにスパイクを脱いだ元主将のドラマは、マドリードのサッカー史に深く刻まれています。(via MARCA)

【本日の総括】

首都ダービーを直前に控え、史上初となるマドリード出身審判の指名、モウリーニョ監督とユルマンドの因縁、覚醒するアルダ・ギュレルの存在など、レアル・マドリードを取り巻く話題は熱を帯びています。昨季のメトロポリターノでの大敗というトラウマを乗り越え、チーム一丸となって勝利を掴み取れるか注目です。