主力CB相次ぐ離脱の守備陣スクランブル カンテラ新星ガリバが欧州戦で使えない舞台裏

🛡️ ジュール・クンデとエリック・ガルシアの同時離脱により、トップチーム登録のDFはジョアン・カンセロ、アレハンドロ・バルデ、パウ・クバルシ、ジェラール・マルティン、シャビ・エスパルトのわずか5名という極度のスクランブル体制に陥っています。ジェラール・マルティンもベティス戦で打撲を負い前半で退いており、万全とは言えない状態です。

ここで疑問となるのが、Bチームで圧巻の怪物ぶりを見せる19歳CBハフィズ・ガリバではなく、なぜアレックス・カンポスが抜擢されたのかという点です。ガリバは今夏ガーナから加入したため、UEFAリストAに未登録であり、さらに「15歳以降に連続2年間クラブに在籍」というリストBの登録要件を満たせません。対して18歳のアレックス・カンポスは、レダのAtlètic Segre時代にバルサが見出し、下部組織で成長してきたためリストB登録が可能なのです。

2008年生まれのカンポスは元々MF(ピボーテ)としてプレーしていましたが、バルサ加入後にCBへ転向。今夏2029年まで契約を延長し、ジュリアーノ・ベルレッティ監督率いるバルサBで年下ながら主将の腕章を託され、今季RFEF第2部でガリバとコンビを組み3試合連続無失点を達成しています。ビルドアップの正確さに加え、18歳にしてトップクラスのフィジカルと高い跳躍力を備えており、今週はU-19スペイン代表の合宿にも招集されました。

フリック監督はジョアン・カンセロとシャビ・エスパルトを両SB、パウ・クバルシとジェラール・マルティンをCBに並べる基本陣形を軸としつつ、緊急時にはカタールW杯でセンターバックを務めたロドリや、アヤックス時代に経験のあるフレンキー・デ・ヨングを最終ラインに下げるスクランブル案も視野に入れています。(via SPORT / Mundo Deportivo)

PSGルイス・エンリケ監督の左SB苦境 リュカ・ディニュを襲うラミン・ヤマルのトラウマ

💥 対戦相手のPSGも左サイドバックの絶対的レギュラーであるヌーノ・メンデスがストラスブール戦で負傷し数週間離脱するため、ルイス・エンリケ監督は重大な戦術的苦境に立たされています。

PSGは今夏アストン・ヴィラから700万ユーロで獲得した33歳の元バルサDFリュカ・ディニュを代役起用せざるを得ない状況ですが、フランス国内では大きな不安が広がっています。というのも、リュカ・ディニュは2026年W杯フランス対スペイン戦において、ラミン・ヤマルと対峙した際にファールを犯して先制PKを与え、90分間にわたり完膚なきまでに打ちのめされた苦い過去があるからです。当時ディニュは試合後に『自分自身に失望している。チームや応援してくれた人々に申し訳ない』とSNSで打ちのめされた心情を吐露していました。

ルイス・エンリケ監督はリュカ・エルナンデス(今季は主にCB起用)の左SB起用や、MFザイール=ウナイ・エメリのコンバート案も模索していますが、いずれの選択肢でも一歩も譲らないラミン・ヤマルを1人で止めるのは不可能に近いと見られています。リュカ・ディニュを起用する場合、ヴィティーニャやファビアン・ルイス、さらに左ウィングでの先発が濃厚なフヴィチャ・クヴァラツヘリアらが下がり、二重・三重のカバー体制を敷くことが必須条件となっています。(via SPORT)