守護神ディトゥロの悪夢 先制点献上につながったGKの致命的ミスと露呈した守備の脆さ
この試合の最大のターニングポイントであり、チームを窮地に陥れたのが、15分に発生したGKマティアス・ディトゥロの信じがたいイージーミスでした。
自陣へ送られた何の変哲もないロングボールに対して、守護神ディトゥロはキープを試みました。しかし、足元でのコントロールを誤ってボールをルーズにしてしまいます。すぐさまペナルティエリア外まで詰めてきていたラシンの21歳FWザビリに一瞬の隙を突かれ、ボールを強奪されて無人のゴールに流し込まれました。この衝撃的なミスは、後ろから繋ぐサッカーを目指すチーム全体に大きな動揺を与え、その後のゲームプランを完全に破壊してしまいました。
実際、ミスは連鎖しました。21分の2失点目では、ディフェンス陣が素早い反応を見せられず、ビッグスとアッフェングルーバーが簡単に中央を突破されました。さらに36分の3失点目では、若きブバ・サンガレがロングボールの処理を誤ってヘディングミス。こぼれ球を拾われ、イニゴ・ビセンテの正確なクロスに対してマークを完全に外し、再びザビリに豪快なボレーシュートを突き刺されました。前半のエルチェの守備陣は、極度の緊張と自信喪失からバタつき、完全に空中分解した状態でした (via SPORT)。