SDウエスカ
レアル・ソシエダBに1-2で痛恨の敗北を喫し、勝ち点は36。残留ラインの39ポイントに位置するカディスまで3ポイント差と非常に厳しい状況が続いている。ホセ・ルイス・オルトラ監督は試合後、「プロフェッショナルやこのカテゴリーにふさわしくないミスだ」と選手たちの個人ミスを痛烈に批判。「やりたい気持ちはあるが、実力が伴っていない」と諦めと怒りが入り混じった発言を残した。同監督の就任以降、ウエスカがクリーンシートを達成したのはレアル・サラゴサ戦の1回のみで、守備の脆さが致命傷となっている。また、オルトラ監督はフラン・ブラスコ第2監督やフィジカルコーチのカルロスがベンチで退場処分を受けたことについても、「審判は共感を求めているが、我々の緊迫した状況への共感はない」と苦言を呈した。残り3試合、全勝が絶対条件となる。(via Estadio Deportivo)
スポルティング・ヒホン
ボルハ・ヒメネス監督が今シーズン限りで契約を終了し、退任することが決定した。これに伴い、クラブは来季のベンチを託す新監督の選定を加速させており、前クルス・アスル(メキシコ)監督のニコラス・ラルカモン(41歳アルゼンチン人)が最有力候補として浮上している。ラルカモンの代理人フェデリコ・カペセとの交渉は進んでおり、欧州初挑戦となる彼にとって魅力的なオファーとなっているが、メキシコ時代との金銭的条件のすり合わせが課題となっている。クラブのホセ・リエストラ社長は、ゴールキーパー、右左のサイドバック、センターバック2枚、セントラルミッドフィルダー、ウインガー、センターフォワードの補強を見据えており、新監督には早期のチーム編成参加を求めている。また、スペイン人監督のディエゴ・マルティネスもバックアップ候補としてリストアップされている。一方、チームの現状は悲惨で、直近5試合でわずか1勝。1月17日のクルトゥラル・レオネサ戦以来アウェイでの勝利がなく、プレーオフ進出の可能性は完全に消滅した。残るレアル・サラゴサ、UDアルメリア、グラナダCFとの3試合は、プロとしての意地を見せるだけの消化試合となる。(via Estadio Deportivo)
レアル・サラゴサ
クラブ史上最大のスポーツ的危機に瀕している。勝ち点はわずか35で、残留ラインまで4ポイント差。直近21ポイント中わずか2ポイントしか獲得できておらず、スーパーコンピューターの予測では降格確率が96%に達している。バジャドリード戦では途中出場のマリオ・ソベロンがラタサの足首を踏みつけ、過剰な力を用いたとしてレッドカードで退場。これにより、チームの今季退場者はリーグ最多の14人に到達した。ファウル数は513回でリーグ11位であるにもかかわらず、異常なペースで退場者を出しており、過去10年間のセグンダのどのチームの記録(最大12人)をも上回っている。ベンチのスタッフを含めるとさらに増え、ポール・アクオク(2回)、ソベロン(2回)、ポマレス、フアン・セバスティアン、ラドバノビッチ、サイドゥ、クエンカ、エル・ヤミク、バキス、パブロ・インスア(ダブルイエロー)、エステバン・アンドラダ(13試合出場停止)、ダニ・タセンデなどが処分を受けている。ホルヘ・マス会長のクラブへの無関心さや冷淡な態度が、この劇的な状況に拍車をかけているとも指摘されている。ビクトル・フェルナンデス監督が2年前に放った「火遊びをする者は最終的に火傷する。我々はこの4年間、第40節でギリギリ残留している」という警告が、まさに現実のものとなっている。来季のプロジェクトに向けて、ラロ・アランテギがスポーツディレクターに就任する予定であり、フラン・グラシア、キケ・ガルシア、ネストル・ペレスらとともにチームを再建する。すでにジャウメ・ハルディやルベン・ディエスといった新戦力の獲得が内定している。(via SPORT, Estadio Deportivo)
レアル・オビエド
1部リーグからの降格が確定し、わずか1年でセグンダへ逆戻りすることとなった。来季のセグンダでの戦いに向け、フロント陣の刷新を急ピッチで進めている。セサル・マルティンが財団の会長から副社長(執行役員)へ昇格。スポーツディレクターには、現在オサスナで高く評価されているアントニオ・プリエト(カタ)の招聘を目指して交渉を重ねているが、彼がオサスナと2029年まで契約を更新したばかりであることが障壁となっている。さらに、クラブのレジェンドで元選手のビセンテ・ゴンサレス=ビジャミル(出場353試合)をクラブアンバサダーに任命し、ジャーナリストのアントニオ・ビルヒリをコミュニケーション部門のトップに据える人事も進行中である。(via SPORT, Estadio Deportivo)
CDテネリフェ
5月1日という早い段階で1部RFEFからの昇格(来季のセグンダ参入)を決定させた。来季セグンダでのサラリーキャップは約600万ユーロになると見込まれており、クラブは戦力整理を急いでいる。既存メンバーのうち残留が保証されているのは12〜13名のみ。マイケル・メサはセグンダ昇格に伴う給与増額がネックとなり、放出の筆頭候補に。ジェレミー・ホルヘやバルデもアルバロ・セルベラ監督の構想から外れており、放出が濃厚となっている。一方、シーズン後半に調子を上げたノエル・ロペスは残留の可能性がある。クリス・モンテス、ファクンド・アグエロ、ガストン・バジェスの3選手については、契約延長オプションを行使しない見込み。また、アンデル・ソイロやカラベラといったレンタル選手は戦力外として扱われる。グラナダが買い取りオプションを行使しない場合、ババカル・ディオクがチームに合流する予定だ。(via SPORT)
コルドバCF / アルバセテ・バロンピエ
コルドバCFは現在怒涛の6連勝中。今週末の金曜日に行われるアルバセテ戦に勝利すれば、今シーズンのセグンダで初となる7連勝の偉業を達成する。勝ち点を60まで伸ばし、プレーオフ圏内までわずか5ポイント差に迫っている。対するアルバセテは、エイバルにホームで0-3と大敗した直後に、アウェイでアンドラを0-1で下すなど、アウェイでの強さ(勝ち点獲得8位)を見せている。興味深いデータとして、両チームはシュートをポストに当てた回数がリーグトップを争っており、コルドバが23回、アルバセテが22回記録している。(via MARCA)
ラシン・デ・サンタンデール / デポルティボ・ラ・コルーニャ / UDアルメリア / マラガCF / UDラス・パルマス / CDカステリョン / SDエイバル / ブルゴスCF / FCアンドラ
ビッグデータが示す昇格争いは歴史的な大混戦となっている。ラシン・デ・サンタンデールは勝ち点75で首位を快走し、直近15ポイント中13ポイントを獲得。今週末ホームのレアル・バジャドリード戦に勝利し、日曜開催のデポルティボ、または土曜開催のアルメリアが引き分け以下となれば、14年ぶりの自動昇格が決定する。データ上でも優勝確率87.6%、自動昇格確率98.6%と圧倒的な本命だ。
2位争いは勝ち点71でデポルティボとアルメリアが並ぶが、直接対決の成績でデポルティボが優位に立っている。両チームともバジャドリードとラス・パルマスとの対戦を残している。アルメリアの自動昇格確率は69%、デポルティボは30%(プレーオフ進出確率70%)と予測されている。
4位のマラガCFはスポルティング・ヒホンに先制されながらも逆転勝利し、勝ち点66。次節セウタ戦に勝利すれば自動昇格の望みもつなぐ。
5位UDラス・パルマス(勝ち点66)は痛い取りこぼしでプレーオフ進出確率を78.8%から61.2%へ後退させた。一方、6位CDカステリョン(勝ち点65)は90.2%と高い確率を維持し、7位SDエイバル(勝ち点64)は16.4%から37%へと昇格の可能性を急上昇させている。8位ブルゴスCF(勝ち点63)は確率24%、10位FCアンドラ(勝ち点58)は数字上の可能性は残すものの、昇格の可能性はほぼゼロとなっている。(via ElDesmarque, MARCA, SPORT)
カディスCF / CDミランデス / クルトゥラル・レオネサ / CDレガネス / レアル・ソシエダB
今季のセグンダ残留ラインは歴史的な低水準となっており、極めて異例なサバイバルとなっている。昨シーズンであれば第39節時点で勝ち点48が残留ラインだったが、今季はカディスCFがわずか勝ち点39で降格圏外のギリギリ(18位)に踏みとどまっている。それでもカディスの降格確率は62.2%(別データでは51%)と危険水域にある。
降格圏に沈むCDミランデスは勝ち点36で、降格確率が62.2%から79%へ急悪化。クルトゥラル・レオネサは勝ち点33で降格確率99.4%と、今週末にも降格が決定する絶望的な状況だ。
一方、CDレガネス(勝ち点42、残留確率97%)やレアル・ソシエダB(勝ち点45、残留確率99%)は、例年なら安心できないポイント数であるにもかかわらず、今季のボーダーの低さに助けられ、安全圏で息をついている状態だ。(via ElDesmarque, Estadio Deportivo)
【本日の総括】
今季のセグンダは、歴史的な残留ボーダーラインの低下により、下位チームの明暗がくっきりと分かれています。カディスがわずか39ポイントで残留圏に留まる一方、サラゴサやウエスカといった古豪が深刻な危機に瀕し、クルトゥラル・レオネサは風前の灯火となっています。
上位陣では、ラシン・デ・サンタンデールが14年ぶりの自動昇格へ王手をかけており、その後ろをデポルティボとアルメリアが僅差で追う展開。プレーオフ争いもマラガ、ラス・パルマス、カステリョン、そして急浮上したエイバルが入り乱れており、残り3節のすべての試合が勢力図を大きく塗り替える決定的な要素となります。













