レジェンド・ヒメネス13年ぶりの凱旋
この日のメトロポリターノには、もう一つの大きな感動的なストーリーが存在しました。アトレティコに13シーズン在籍し、384試合出場・5つのタイトルを獲得してクラブの伝説となったウルグアイ代表DFホセ・マリア・ヒメネスが、今夏デポルティーボへ期限付き移籍して以来、初めて「敵」として思い出のピッチに帰還したのです。🇺🇾
メトロポリターノの熱狂的なサポーターが集うウルティモ・スール(南スタンド)には、『Respeto al que siempre nos respetó. Giménez uno di noi(常に我々をリスペクトしてくれた男への敬意。アレックス・ヒメネスは俺たちの仲間だ)』という大きな横断幕が掲げられ、選手紹介やプレー中にも温かい大拍手と「アレックス・ヒメネス」コールが送られました。
試合後、感極まった表情を見せたアレックス・ヒメネスはMovistarのインタビューで胸の内を明かしました。
『結局のところ、これがフットボールです。私はこの巨大な興行を動かしている人々の中の一つの駒(ペオン)に過ぎず、自分の任務はひたすら働き、プレーし、見に来てくれた人々に素晴らしいショーを提供することです。メトロポリターノの皆さんが私に注いでくれたすべての愛と温かい情熱に、心から感謝しています。胸の底から「ありがとう」と伝えたいですし、この愛を生涯忘れることなく持ち続けます』
『試合前は感情に揺さぶられないよう意識して集中を保とうとしました。頭の中に感情が入り込みすぎるとプレーに支障をきたし、悪い結果につながるからです。自分たちのチームのために全力を尽くし、勝ち点1を持ち帰ろうと戦いましたが、叶いませんでした。試合を分けたのは本当にわずかな詳細の差です。アトレティコの攻撃陣には圧倒的なクオリティがあり、あの一瞬のスキを突かれて失点してしまいました。それでも我々は下を向かず戦い抜き、引き分けに値するパフォーマンスを見せられたと自負しています』 (via Mundo Deportivo)