アルタイ・バインディル:ユナイテッドから加入のトルコ代表GKと激化する守護神争い
マンチェスター・ユナイテッドから28歳のトルコ代表ゴールキーパー、アルタイ・バインディルが期限付き移籍で加入することが正式発表されました。契約には400万ユーロの買い取りオプションが含まれており、1年間のレンタル期間中の給与はセルタが全額負担します。また、ユナイテッド側は将来バインディルが売却された際の高額な移籍金パーセンテージ(売却利益の分配権利)を保持します。バインディルはユナイテッドに所属した3年間、出場機会に恵まれず、公式戦わずか17試合(うちプレミアリーグ10試合)の出場にとどまっていました。クラウディオ・ヒラルデス監督が直接本人に電話をかけてプロジェクトを熱心に説明したことが移籍の決め手となりました。すでにバインディルはチームがプレシーズン合宿を行っているイタリアの地に合流しています。当面はルーマニア代表GKラドゥが第1GKを務めますが、バインディルが激しく正GKの座を競うことになります。これにより、生え抜きのイバン・ビジャールは、他クラブへの移籍を受け入れない限りは第3GKに降格することになります。クラブは彼に対し『セルタはバインディルを歓迎し、今回の新たなステージで彼が安全な守備、圧倒的なフィジカル、そして空中戦を支配する力をピッチで発揮してくれると確信している』と大きな期待を寄せています。(via MARCA / ElDesmarque)
ウナイ・ヌニェス:エスパニョール移籍合意と1100万ユーロの巨額資金節約
ディフェンダーのウナイ・ヌニェスのエスパニョールへのレンタル移籍が正式に合意に達しました。これにより、セルタは選手給与の45%を支払い、エスパニョール側が残りの55%を負担します。ヌニェスの年俸はネットでシーズンあたり約200万ユーロと高額であるため、この放出はセルタのサラリーキャップ(選手給与上限)を大きく緩和することになります。さらに契約には、エスパニョールが来シーズンにヨーロッパカップ戦の出場権を獲得した場合、300万ユーロでの買い取り義務が発生する条項が含まれています。2029年までの契約を残しているヌニェスのこの取引が最終的に完全移籍へと移行すれば、セルタは残り契約期間の年俸(2シーズン分で800万ユーロ)と移籍金300万ユーロを合わせて、合計約1100万ユーロもの巨額資金を節約することができます。かつてアスレティックから加入し、コウデット、カルバハル、ベニテス体制では絶対的な主力として2シーズンで75試合以上に出場したヌニェスですが、ヒラルデス監督の就任によって序列が急降下しました。(via ElDesmarque)
イライクス・モリバ:クラブの財務を整える売却計画とカンテラの若手昇格をめぐるジレンマ
セルタは夏の初めから、中盤のイライクス・モリバの完全売却を模索しています。クラブは財政的な健全性を確保するために高額な売却(大口の移籍金収入)を望んでおり、モリバがその対象選手として選ばれました。モリバの放出が決定した場合、セルタは中盤に実力のあるレベルの高い新戦力を補強するか、あるいは下部組織であるBチーム「セルタ・フォルトゥナ」に所属し、将来を嘱望されている若きミッドフィールダーのアンタニョンやブルシオといったカンテラーノのトップチーム引き上げを前倒しで進める必要があります。しかし、この若手の引き上げは、今季セグンダ(2部リーグ)で歴史的なシーズンを戦うことになっているセルタ・フォルトゥナの戦力計画(プランニング)に大きな穴を開けることになり、クラブ全体のバランスを揺るがしかねない問題となっています。また、マティアス・ベシーノの将来も不透明な状況であり、さらにカルロス・ドミンゲス、マヌ・フェルナンデス、カルレス・ペレスら複数の選手も売却・放出のリストに載せられています。(via MARCA)
ケルビン・アリアガ:中盤のピボーテ補強候補へのアプローチとレバンテの拒否
モリバの売却交渉を進める一方で、マルコ・ガルセスSDは中盤の守備強化に向けた具体的な代替案として、レバンテのホンジュラス代表MFケルビン・アリアガの獲得に乗り出しました。アリアガは明確な守備的ミッドフィールダー(ピボーテ)のプロフィールを持っており、中盤の層を厚くするための理想的な戦力として評価されています。しかし、交渉は簡単ではなく、すでにレバンテ側はセルタが提示した最初の獲得オファーを正式に拒否しました。さらに、AEKアテネもアリアガの獲得を目指して競合しています。セルタは現在、サラリー上限を空けるために他の放出オペレーションを進めており、アリアガに対して『本格的な経済的アプローチを実行するための登録枠と資金を空けるまで、もう少し待ってほしい』と時間を要求している状況です。アリアガ本人は、ヨーロッパリーグやカンファレンスリーグといった欧州カップ戦への出場機会を得られることに強い力を感じており、セルタの動向を注視しています。(via ElDesmarque)
エセキエル・セバジョス:2031年までの好条件を準備してアルゼンチンの才能にアプローチ
ウナイ・ヌニェスの放出によって得られた資金と給与枠の余裕を活かし、マルコ・ガルセスSDは以前から狙っていたアルゼンチン人アタッカー、エセキエル・セバジョスの獲得を完了させるべく、交渉を再活性化させています。セバジョス本人の最優先の希望はセリエAのナポリでのプレーであり、ナポリ側も選手放出が完了した後の獲得を目指して動きを活発化させていますが、ガルセスSDは獲得を諦めていません。セルタはセバジョス獲得のために移籍金として600万ユーロを支払う用意があり、さらに選手に対して2031年までの長期かつ極めて魅力的な契約条件を提示しています。決断のボールはセバジョス側に委ねられており、セルタは彼の決断を待っている状態です。(via ElDesmarque)
クラウディオ・ヒラルデス:『まだ完全なチームには程遠い』指揮官の補強への強い要求
プレシーズンマッチでサッスオーロに対して大勝を収めた直後、クラウディオ・ヒラルデス監督は『私たちはまだチーム編成を完全に完了させるには程遠い状態にある。しかし、チームは非常によく働いており、すべてのポジション(ライン)において完璧に揃った素晴らしいスカッドを最終的に構築できると信じているし、そうなるだろう』と語り、フロントのマルコ・ガルセスSDに対して強力な補強要求(メッセージ)を突きつけました。現在、バインディルに続く新たな補強として、ヒラルデス監督が熱望していたフェル・ロペスの獲得が事実上不可能となったため、代替となる実力派アタッカーの補強が急務となっています。一方で、プレシーズンで素晴らしいパフォーマンスを見せ、ファーストチームに残るに値する十分な実力を証明したウーゴ・ゴンサレスの去就の決断も迫られています。彼の残留はファーストチームにとって最高の戦力となりますが、2部を戦うフォルトゥナにとっては絶対的な大エースを失うことを意味しており、クラブ内でのジレンマとなっています。なお、チームは最近、セネガル人センターバックのアブドゥライ・フェイの獲得を完了させています。(via MARCA / ElDesmarque)
アベル・カバジェロ:2030年W杯開催を目指すバライードスの改修工事進捗と連盟への憤り
ビゴの市長であるアベル・カバジェロ氏が、セルタの本拠地であるエスタディオ・デ・バライードスの大規模改修工事について熱く語りました。市長は『改修工事は完全にスケジュール通り、素晴らしいペースで進行している。現在立候補している他のどの開催都市(スタジアム)よりも進捗は良く、何の遅れもない。私たちはスタジアムの収容人数を43,000席にまで拡張する工事を完全に完了させ、2030年ワールドカップの開催地としての地位を確実に勝ち取る』と力強く宣言しました。さらに、スペインサッカー連盟(RFEF)がビゴの開催能力に対して疑念を抱かせようとしている姿勢を批判し、『連盟は事実とは異なる不正確な情報を意図的に流布しており、極めて不誠実な対応だ』と厳しく抗議しました。現在進行中のGolスタンドの屋根設置工事については、『全16セクションのうち、前部に6、後部に10のトラスを配置する計画で、すべてが順調にいけば今年の末までにGolスタンドの屋根工事は完全に完了する』と具体的なマイルストーンを明かしました。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
セルタはウナイ・ヌニェスの電撃売却を成立させたことで給与上限に大きな余裕を確保し、トルコ代表GKアルタイ・バインディルの獲得やアリアガ、セバジョスといった実力派の引き抜きに向けた動きを一気に本格化させています。ヒラルデス監督の求める『完全なチーム』の構築に向け、移籍市場での放出と補強の巧みな歯車が回り始めています。