デポルティーボ戦でのテレサ・エレーラ優勝と新戦力の台頭

8月12日、伝統あるトロフェオ・テレサ・エレーラがABANCAリアソルで開催され、マドリードがデポルティーボを0-1で下し、2013年以来10回目となる優勝を果たしました。試合は全体的に連動性に欠ける低調な内容でしたが、前半アディショナルタイムにゴールキーパーのルニンがデポルティーボのコーナーキックをキャッチし、そこから放った驚異的なハンドスローが決勝点を生み出しました。この超ロングパスに抜け出したブラヒム・ディアスが、胸トラップからスピードに乗ったドリブルで敵陣を切り裂き、GKレオ・ロマンをかわしてゴールへと流し込みました。

後半からはレバンテから加入した10代の大型フォワード、カルロス・エスピが投入され、前線での果敢なチェイシングやポストプレーで「新世代のホセル」と称されるにふさわしい存在感を示しました。カマヴィンガのパスからゴールネットを揺らす幻の得点シーンもありました。一方で、先発出場したカマヴィンガはボールロストを連発し、守備時の軽率な判断がデポルティーボのショートカウンターを招くなど、モウリーニョ監督の戦術への適応不足を露呈。また、右サイドバックとして出場したアーノルドも、守備での軽さを狙われ、終了間際にはペナルティエリア付近であり得ないハンドを犯して相手に決定的なフリーキックを献上するなど、守備の脆さが批判に晒されました。プレシーズンはこれで3勝1分0敗となり、次は16日にドイツのGelsenkirchenにてシャルケ04との最終テストマッチに挑みます。 (via SPORT)

クラブ新規律社会規則を巡るソシオたちの反発と大論争

クラブが7月末に発表した「新規律社会規則(reglamento de disciplina social)」を巡り、ソシオやファンの間で大きな論争が巻き起こっています。この規則は、年間シートやチケットの無断転売に対する罰則を大幅に強化する目的で制定されましたが、問題視されているのは、ソシオの私生活やSNS上での個人的な発言をもクラブが監視し、処罰の対象にする権限を含んでいる点です。

具体的には、第9条7項で「クラブの代表者に対する敬意を欠く、あるいは侮辱的な言葉や行動・ジェスチャー」を重い違反とし、第10条18項では「クラブやその所属メンバー、代表者の尊厳・イメージ、良好な評判を損なう、または重大な損害を与えるすべての言動やmanifestation」を極めて重い違反と定義しています。これにより、クラブから一方的にソシオ資格を1年から最長で永久に剥奪されたり、スタジアムやクラブ関連施設への入場を最大3年間禁止されたりする措置が下される可能性があります。弁護士のセサール・ロメロ・デ・ラ・オサは、これが「表現の自由の侵害であり、クラブによる私的検閲、まさに現代のインクイジション(異端審問)である」と猛烈に批判。すでに50名ほどのソシオが抗議書面を提出しようとしたものの、クラブが受け取りを拒否したため、内容証明(Burofax)で送付しており、返答がなければ理事会を提訴する姿勢を示しています。 (via Mundo Deportivo)