26/27シーズンの日程とアウェイ3連戦
イニゴ・ペレス監督率いるビジャレアルの2026/2027シーズンのリーガ日程が決定しました。チャンピオンズリーグにも復帰するこのシーズン、本拠地エスタディオ・デ・ラ・セラミカの改修工事(安全面や施設の向上)のため、クラブは序盤をアウェイで戦うことを要請し、ラ・リーガおよびRFEFに無事承認されました。🛫
開幕からの3節はすべてアウェイ戦となります。第1節(8月15日または16日)は昇格組のラシン・サンタンデール(エル・サルディネロ)、第2節(8月23日)はアトレティコ・マドリード(メトロポリターノ)、そして第3節はデポルティーボ・アラベス(メンディソロサ)と対戦します。本拠地ラ・セラミカでの初戦は第4節(9月6日)のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦となり、続く第5節もホームでレアル・ベティスを迎え撃ちます。初のミッドウィーク開催となる第6節はアウェイでマラガ(ラ・ロサレダ)との対戦です。🏟️
強豪との対戦日程も決まっています。レアル・マドリードとは第8節アウェイ(10月11日)と第27節ホーム(3月7日)、FCバルセロナとは第14節アウェイ(11月22日)と第24節ホーム(2月14日)で激突します。アトレティコ・マドリードとは前述の第2節に加え、第33節ホーム(4月21日)で戦います。さらに、第31節(4月11日)にはラ・リーガが企画する特別な「レトロ節」として、ホームでアスレティック・クラブと対戦する予定です。⏳
バレンシア州ダービーは全6試合組まれています。レバンテ戦は第7節ホーム(9月20日)と第32節アウェイ(4月18日)、エルチェ戦は第9節ホーム(10月18日)と第28節アウェイ(3月14日)、バレンシア戦は第10節アウェイ(10月25日)と第25節ホーム(2月21日)に行われます。🔥
シーズン最終盤も息の抜けない厳しい戦いが続きます。第31節のアスレティック戦、第33節のアトレティコ戦の後は、アウェイのサンチェス・ピスフアンでセビージャと対戦します。ホーム最終戦となる第37節はオサスナ戦、そして最終第38節(5月30日)はアウェイのレアレ・アレーナでレアル・ソシエダと激突し、シーズンを締めくくります。(via Estadio Deportivo)
ミカウタゼの挑戦、歴史的ストライカーへの道
3000万ユーロという移籍金で加入したジョージア人FWのジョルジュ・ミカウタゼは、単なるゴール量産以上の大きな挑戦に直面しています。それは、クラブの歴史に名を残す偉大なストライカーの仲間入りを果たすという目標であり、その絶対条件が「2年連続での二桁得点達成」です。⚽
ビジャレアルの歴史において、2シーズン連続で二桁得点を挙げ、チームに決定的な影響を与え続けた選手は過去に5人しかいません。ビクトル・フェルナンデス(00/01と01/02で各14得点)、ディエゴ・フォルラン(04/05に25得点、06/07に18得点など)、ジュゼッペ・ロッシ(07/08から10/11まで4シーズン連続)、セドリック・バカンブ(15/16に12得点、16/17に11得点)、そしてジェラール・モレノ(18得点と23得点を記録したシーズンあり)という錚々たる顔ぶれです。👑
ミカウタゼの1年目はスペインのトップリーグへの適応の年でしたが、徐々に調子を上げ、最終的にリーグ戦でチーム最多の13得点を記録しました。さらにチャンピオンズリーグとコパ・デル・レイでもそれぞれ1得点ずつを挙げています。彼は単にペナルティエリア内に留まるだけの9番ではなく、下がってボールを受け、ラインを繋ぐ役割もこなし、チームで最もアシストの多いストライカーの一人としてシーズンを終え、その影響力を証明しました。細かいドリブル、ターン技術、両足でのフィニッシュ、そしてエリア内での冷静さが光っています。✨
彼にとって次のステップは「一貫性」の獲得です。イニゴ・ペレス監督が求める、より縦に速く、ハイプレスで敵陣での高いテンポを保つスタイルは、理論上ミカウタゼに有利に働くはずです。しかし、試合展開から長時間消えてしまうのを防ぎ、プレーへの関与の頻度を増やす必要があります。クラブはすでに彼に大きな投資をしており、価格、環境、そしてクラブの歴史に見合うだけの継続的な結果を出すことが彼に求められています。(via Estadio Deportivo)
デポルティーボがアジョセ・ペレスを注視
移籍市場において、カナリア諸島出身のFWアジョセ・ペレスの名前が浮上しています。1部リーグに復帰するRCデポルティーボ・ラ・コルーニャが、攻撃陣のレベルを劇的に引き上げるための目玉補強として彼を狙っているとのことです。デポルのアントニオ・イダルゴ監督のプロジェクトにおいて、彼のプロフィールは完璧に合致するものの、この移籍を実現させるのは非常に困難とみられています。🦅
最大の障壁は契約と給与の問題です。アジョセはビジャレアルと2028年6月までの契約を残しており、チーム内で最も高い給与を受け取っている選手の一人です。その給与は基本給とボーナスを合わせてシーズン総額約390万ユーロとされており、デポルティーボの財政状況とは大きくかけ離れています。デポルティーボ側は、アジョセに「初日から攻撃の絶対的リーダーとして主役の座を保証する」という好条件を提示できますが、イニゴ・ペレス監督がプレシーズンで計画を急変させない限り、ビジャレアルが彼の放出を容易にする理由は全くありません。💰
昨季のアジョセは先発と控えを繰り返し、身体的な問題も抱えながらも公式戦33試合に出場し、7得点5アシストを記録して12ゴールに直接関与する活躍を見せました。彼にとってビジャレアルは、チャンピオンズリーグ出場や欧州カップ戦圏内の維持、国内タイトル争いができる高い競争レベルを持つ魅力的なクラブです。選手自身もクラブやロッカールーム、街を熟知しており、欧州王者でありサラ賞の受賞歴もある実力者がチームを離れる可能性は、現時点では夢物語に近いと言えます。(via Estadio Deportivo)
パプ・ゲイェの飛躍と恩師マルセリーノへの感謝
現在ビジャレアルでプレーし、25-26シーズンの「ラ・リーガ最優秀アフリカ人選手」に選出されたセネガル代表MFパプ・ゲイェ。30試合で5得点2アシストを記録し、アフリカネーションズカップでも母国の決勝進出に貢献した彼が、得点力を開花させた背景にはマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の存在がありました。🌟
ゲイェは自身の強烈なミドルシュートについて、『レアル・マドリードと対戦した時、試合前にエムバペが僕のところへ来て、もう二度と同じことはしないでくれと言ってきたんだ。僕が遠くからボールを持った時、相手は何が起こるか分かっているんだ』と自信を覗かせています。実際、ワールドカップでもその威力を発揮しています。🚀
彼がマルセイユに在籍していた2023年、短期間ながらチームを率いたのがマルセリーノでした。当時のアシスタントであり息子でもあるセルヒオ・ガルシアは『パプはすごくシャイで優しいが、短気なところもある。当時彼は出場停止中で公式戦には出られなかったが、練習ではゴールを決めまくっていたから、私たちは彼をピチーチと呼んでいた』と振り返ります。ゲイェ自身も『セビージャから戻ったばかりでスペイン語が少し話せたから、マルセリーノたちとすぐに打ち解けた。出場停止中だったけど、練習では常に全力を尽くした』と語っています。🗣️
その後、セルヒオ・ガルシアの『私たちがマルセイユを去る時、もし次の行き先がビッグクラブなら君に電話するよと伝えた』という約束通り、彼らはビジャレアルで再会を果たしました。最終節のアトレティコ・マドリード戦(5-1で勝利)でゴールを決めたゲイェは、一直線にマルセリーノの元へ走り、彼を抱き上げました。ゲイェは『マルセリーノは僕の進むべき道を変えてくれた。マルセイユにはスターがたくさんいたけれど、ビジャレアルでは初めて僕がスポットライトの中心に立つことになったんだ』と深く感謝しています。今後の去就については『ビジャレアルに2年いて、ヨーロッパの舞台やワールドカップで自分の能力を証明できた。これからどうなるか見てみよう』と語り、移籍の可能性も否定していません。(via MARCA)
過去に在籍したレンタル選手たちの動向
ビジャレアルから他クラブへレンタルされていた選手たちも、それぞれの市場で話題を提供しています。カルロス・ロメロは、過去2シーズンにわたってビジャレアルからエスパニョールへレンタル移籍し、左サイドバックとして最高のパフォーマンスを見せていました。エスパニョールのモンチGDは、彼が抜けたことで生じた大きな穴を埋めるため、バーンリーからキリンシー・ハートマンを獲得する動きを見せています。🔄
また、アルフォン・ゴンサレスは2025年夏にセルタからフリーでセビージャに加入した後、昨冬の移籍市場でビジャレアルへレンタル移籍していました。彼は現在、所属元のセビージャに戻っており、プレシーズンでルイス・ガルシア・プラサ監督に自身の実力を証明し、チームでの居場所を勝ち取る必要があります。(via ElDesmarque / SPORT)
ビジャレアルBチームの大規模な再編と補強
トップチームへの架け橋となるビジャレアルB(ミニ・サブマリン)は、2026/27シーズンに向けてプリメーラ・フェデラシオンのグループIIで戦うためのチーム編成を急ピッチで進めています。この夏、ホセ・マヌエル・ジャネサ・スポーツシティでは新たなサイクルの始まりとして、5人の選手との別れが発表されました。イスマ・シエラ、エティエンヌ・エトー、イバン・ロドリゲス、セバス・サラサール、そしてアドリアン・ルイスがクラブを去ります。クラブは彼らのプロ意識と献身に公に感謝の意を表明し、今後の幸運を祈っています。👋
一方で、新たなプロジェクトに向けた動きも活発化しています。最前線で重要な役割を担うことが期待されているストライカー、アイマン・アルギゲとの契約延長が発表されました。さらに、ヤン・エンクエントラとバレン・ゴメスの獲得も完了し、新シーズンに向けた戦力が強化されています。ビジャレアルBは、選手の育成とトップチームへの供給という困難な二重の使命を担いながら、歴史あるチームや野心的なプロジェクトを持つライバルたちと対戦します。若さと即戦力を融合させ、アイデンティティを保ちながら競争力のあるチーム作りを目指しています。(via SPORT)
【本日の総括】
新シーズンの日程が確定し、セラミカの改修に伴う序盤のアウェイ3連戦という変則的なスタートが決定しました。エースのミカウタゼには歴史的ストライカーの称号がかかる「2年連続二桁得点」の期待がかかり、パプ・ゲイェの去就やアジョセ・ペレスへの他クラブからの関心など、移籍市場の動きからも目が離せません。また、Bチームの大規模な再編も進んでおり、クラブ全体が新たなシーズンへ向けて着実に歩みを進めています。