パルチザン・ベオグラード 対 ヘタフェCF
見どころと対戦背景
UEFAカンファレンスリーグ2026-27シーズンの本戦(リーグフェーズ)進出を懸けたプレーオフ第2戦、パルチザン・ベオグラード対ヘタフェCFの運命の一戦が、セルビアの首都ベオグラードにあるスタディオン・パルチザーナで開催される。
ホームでの第1戦を制したヘタフェは、エネス・ウナル、ガルシア・ロブレド、ヨハン・モヒカのゴール、そして守護神ダビド・ソリアのPKストップなどの躍動によりリードを奪い、アドバンテージを握って敵地へと乗り込む。ホセ・ボルダラス監督率いるヘタフェにとって、欧州カップ戦の本戦出場権獲得はクラブにとってもファンにとっても今季前半戦の最重要目標の一つだ。国内リーグの開幕戦では不運な退場劇もあり苦戦を強いられたものの、チームは素早い立て直しを見せ、強固な守備と効率的な攻撃を取り戻しつつある。
対するパルチザン・ベオグラードは、第1戦でアウェイの洗礼を受け敗れたものの、アウェイゴールを記録して反撃の芽を残した。元セルビア代表のレジェンドでもあるサシャ・イリッチ監督のもと、ホームの大熱狂的なサポーターが作り出すアウェイチームにとっての「熱狂の坩堝」を背に受けて2点差以上での逆転勝利を狙う。ラ・リーガ屈指の堅守を誇るヘタフェの壁をどう打ち破るかが、セルビアの強豪にとって最大の試練となる。
予想スタメンと負傷・出場停止情報
スペインの主要スポーツ紙であるMARCAやAS、SPORT、MundoDeportivo、El Desmarqueなどの報道によると、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は選手層の限られた現状を考慮し、過度なターンオーバーを避けつつ、最も計算の立つベストメンバーをピッチに送り出す構えだ。
ゴールマウスを守るのは、第1戦でもPKを阻止してチームの勝利に大きく貢献した守護神ダビド・ソリア。ディフェンスラインでは、国内リーグ開幕戦で退場処分を受けたキコ・フェメニアが欧州戦では出場可能となっており、右サイドバックでの先発が予想される。左サイドには絶好調のヨハン・モヒカが入り、中央は安定感のあるバックラインが固める。
中盤では、今夏新加入したベルギー代表MFオレル・マンガラの適応が進んでおり、中盤に強度と安定感をもたらすキーマンとして先発あるいは重要な役割を担う見込みだ。前線には、第1戦で結果を残したエネス・ウナルやガルシア・ロブレドが入り、鋭いカウンターを活かして敵地での貴重なゴールを狙う。なお、レガネスへの移籍が決まったアレックス・サンクリスらは招集リストから外れている。
対するパルチザン・ベオグラードは、ホームの大歓声を背に立ち上がりからアグレッシブに前傾姿勢をとることが予想され、攻撃的な布陣でヘタフェの守備陣に圧力をかける構えだ。
監督会見・注目選手コメント
本戦進出をかけた第2戦を前に、両チームの指揮官および注目選手が意気込みを語った。
ホセ・ボルダラス監督(ヘタフェCF)「私達にとって、第1戦の結果はもう存在しない過去のものだ。ベオグラードでの戦いは完全に新しい試合であり、相手監督が自チームの逆転を信じて向かってくるのは当然のことだ。カンファレンスリーグの本戦に進出できるかがかかった、非常に重要かつ厳しい戦いになる。敵地スタディオン・パルチザーナの雰囲気は我々にとって完全なアウェイとなるが、チームはファンやクラブ、そして自分たちのために戦う準備ができている。選手層が潤沢ではないため大幅なターンオーバーはできないが、あらゆる側面で手強く戦う競争力のあるヘタフェを見せたい。新加入のオレル・マンガラは非常にプロフェッショナルで、中盤の位置で大きな力になってくれると確信している」
サシャ・イリッチ監督(パルチザン・ベオグラード)「ベオグラードでは非常に難しい試合が待っている。勝ち抜くためには早急に2ゴールを奪わなければならない。スペインのクラブの中でも滅多に1試合で2失点以上を喫しないヘタフェのような守備の堅いチームを相手に、それがどれほど困難なミッションであるかは誰もが理解している。だが、満員のホームサポーターの後押しを受けて全力で挑む」
オレル・マンガラ(ヘタフェCF)「チームへの合流から順調に適応が進んでいる。非常に重要な欧州の舞台でチームの力になれるよう、中盤で自分の強みを発揮して本戦出場権を勝ち取りたい」
パルチザン・ベオグラード 対 ヘタフェCF の背景データ
両クラブの前後日程を見る
ヘタフェCF
この試合の前
- 8月24日(月) vs ラシン・サンタンデール 1-0(勝)
- 8月21日(金) vs パルチザン・ベオグラード 3-1(勝)
- 8月16日(日) @ デポルティーボ・アラベス 3-0(敗)
この試合の後
- 9月1日(火) @ オサスナ 1-0(敗)
- 9月8日(火) vs セルタ 1-1(分)