フェル・ロペス再獲得に向けた3つの切り札と立ちはだかる障壁
来季に向けたセルタのチーム編成が進む中、クラブは経済的な余裕を背景に、夏の移籍市場で強気の姿勢を保っている。アレイシ・フェバスの加入により、現在はゴールキーパーとセンターバックの補強に焦点が当てられているが、攻撃陣の強化も決して忘れていない。その最大のターゲットが、2列目からの得点力アップを期待されるフェル・ロペスである。
マドリード出身のフェル・ロペスはレンタル期間を終え、2030年6月まで契約を残すウォルバーハンプトンに戻ることになる。しかし、クラウディオ・ヒラルデス監督は来季も彼を戦力として計算したいと強く望んでいる。スポーツディレクターのマルコ・ガルセスは、彼を再びバライードスに連れ戻すため、3つの切り札を持って長い交渉に臨む構えだ。
第一の切り札は、代理人であるホルヘ・メンデスの存在。彼はフェル・ロペスに大きな期待を寄せており、選手の市場価値を下げたくないと考えている。第二に、イングランドの所属クラブが降格したこと。これが作戦成功の可能性を高める要因となる。そして最も重要な第三の切り札は、選手本人の強い希望である。フェル・ロペス自身がウォルバーハンプトンでの自分の役割を理解しており、セルタのユニフォームを着続けることを望んでいる。
一方で、大きな障壁も存在する。ウォルバーハンプトンは彼の獲得に多額の投資を行っており、夏の市場動向を慎重に見極めているため、新たなレンタル移籍には簡単には応じない姿勢を見せている。セルタは自らの経済力を自覚しつつ、フェル・ロペスにとって静かな夏になることを祈りながら、獲得のチャンスを虎視眈々と狙っている。(via ElDesmarque)