セルティック 対 セルタ
UEFAヨーロッパリーグ / Estadio de Celtic / 2026年10月23日(金)
最終更新: 10月23日 12:47(試合前プレビューを公開)
試合サマリーと得点経過
試合日時: 2026年10月22日スタジアム: セルティック・パーク(セルティック・グラスゴー)スコア: セルティック 1 - 2 セルタ・デ・ヴィゴ得点者:
- セルティック: バウアー(47分)
- セルタ・デ・ヴィゴ: ハビ・ロドリゲス(68分、71分)
UEFAヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第3節、開幕2連敗同士で初勝ち点を目指す一戦は、セルティック・グラスゴーの熱狂的なスタジアムを舞台に劇的な逆転劇となった。前半はアウェイのセルタ・デ・ヴィゴがイアゴ・アスパスを中心にボールを保持して主導権を握り、スムーズなパスワークでセルティック陣内へ押し込む展開が続いた。対するセルティックは激しい球際とアッサンやオスマンらのサイド攻撃で応戦し、互いに譲らない緊張感ある展開で前半を折り返した。
試合が動いたのは後半立ち上がりの47分。セルタのセバスティアン・カセレスが自陣で痛恨のボールロストを犯すと、奪ったセルティックのアッサンが右サイドを破って鋭いクロスを供給。セルタ守備陣の不十分なクリアを逃さず、セカンドラインから走り込んだバウアーが押し込んでセルティックが先制に成功する。
しかし、リードを許したセルタはここから驚異的な反発力を見せる。68分、敵陣左サイドでフリーキックを獲得すると、ウーゴ・アルバレスが精度の高い高軌道のクロスをゴール前へ送る。これに合わせたのがセンターバックのハビ・ロドリゲス。力強いダイビングヘッドでゴールネットを揺らし、同点に追いついた。
勢いに乗るセルタは、わずか3分後の71分に試合をひっくり返す。途中出場のスウェドベリが左サイドを鮮やかに切り崩してゴール前へ進入すると、相手守備陣の隙を突いた崩しからペナルティエリア手前にボールがこぼれる。ここへ果敢に攻撃参加していたハビ・ロドリゲスが走り込み、圧巻の右足ミドルシュートを放つ。鋭い弾道を描いたボールはゴール隅へと吸い込まれ、一気に逆転を果たした。終盤のセルティックのパワープレーに対しても、セルタは守護神ラドゥを中心に最後まで耐え抜き、敵地で貴重な今季欧州戦初勝利を掴み取った。
両チームのスタメンと交代
ホーム: セルティック(フォーメーション不明)
- 主な交代・出場選手:
- バウアー OUT → トゥネクティ IN
- カミロ・ドゥラン OUT → ソーレンセン IN
- (その他出場が確認できる選手: アッサン、オスマン、ニュグレン、スケールズ、フォレスト、コルビー)
アウェイ: セルタ・デ・ヴィゴ(フォーメーション不明)
- 先発メンバー(ソース確認分):
- GK: ラドゥ
- DF: ハビ・ルエダ、ハビ・ロドリゲス、セバスティアン・カセレス、マルコス・アロンソ、カレイラ
- MF: ウーゴ・ブルシオ、アレイシ・フェバス、ウーゴ・アルバレス
- FW: イアゴ・アスパス、フェラン・ジュグラ
- 主な交代:
- 63分: ウーゴ・ブルシオ OUT → イライシュ・モリバ IN
- 63分: イアゴ・アスパス OUT → スウェドベリ IN
- 77分: フェラン・ジュグラ OUT → パブロ・ドゥラン IN
- 85分: ウーゴ・アルバレス OUT → アンタニョン IN
- 85分: ハビ・ルエダ OUT → ハビ・ガラン IN
戦術・采配のポイント
セルタのクラウディオ・ヒラルデス監督は、完全アウェイの難所セルティック・パークにおいても臆することなく、自らのスタイルであるボールポゼッションを軸にゲームをコントロールする意図を明示させた。前半はイアゴ・アスパスが中盤に顔を出して配球役となり、アレイシ・フェバスやウーゴ・ブルシオらがテンポを作ったものの、アタッキングサードでの精度を欠き決定機を逃し続けた。さらに後半開始直後には、ビルドアップのミスから失点を喫するという課題も露呈した。
一方、セルティックのマーティン・オニール監督は、フィジカルな強さと縦への速い展開でセルタの守備陣に揺さぶりをかけた。特に元オビエドのサイドアタッカーであるアッサンがセルタの左サイドバックであるマルコス・アロンソをスピードで何度も突破し、先制点を創出するなど戦術的狙いを行使した。
この試合の最大の勝負所となったのが、先制された後のクラウディオ・ヒラルデス監督の采配である。63分にイアゴ・アスパスとウーゴ・ブルシオを下げ、スウェドベリとイライシュ・モリバを同時に投入。この代え策がチームに大きな推進力をもたらした。スウェドベリは左サイドで果敢な仕掛けを見せて攻撃に変化とスピードを与え、逆転ゴールの起点となった。また、セットプレーからセンターバックのハビ・ロドリゲスを果敢に前線へ押し上げる柔軟な攻勢が実を結び、わずか3分間での電光石火の逆転劇を生み出した。
現地メディアの選手採点・評価比較
スペイン現地メディアの報道では、難所で逆転劇を演じたセルタの選手たちに対して高い関心が寄せられた。特に各紙が絶賛したのが、本職センターバックでありながら衝撃的な2ゴールを挙げたハビ・ロドリゲスである。
- El Desmarqueの採点集約(10点満点):
- ハビ・ロドリゲス(10点 / MVP): 文句なしの最高評価。「中央で圧巻のヘディングを叩き込み、ミドルシュートで勝ち越しを決めた。センターバックでありながら忘れられない一夜を作り出した」と最大級の賛辞が贈られた。
- スウェドベリ(7点): 途中出場で試合の流れを劇的に変えたとして高評価。左サイドからの縦への切れ味がチームに活力を与えたと評価された。
- ウーゴ・アルバレス(6点): 同点ゴールを演出した精度の高いフリーキックのキッククオリティが高く買われた。
- アレイシ・フェバス(6点)、ウーゴ・ブルシオ(6点)、カレイラ(6点): 中盤でテンポを生み出したプレイが着実に評価された。-ラドゥ(5点)、ハビ・ルエダ(5点)、イアゴ・アスパス(5点)、フェラン・ジュグラ(5点)、イライシュ・モリバ(5点): 標準的なパフォーマンスとしての評価。
- セバスティアン・カセレス(4点): 失点に繋がるボールロストと自陣でのクリアミスが重なり厳しい低評価となった。
- マルコス・アロンソ(4点): セルティックのアッサンの突破力に終始苦戦し、後手に回った点が課題として挙げられた。
- 媒体ごとの見解:
- SPORT: 直前のラ・リーガ・アラベス戦に続くハビ・ロドリゲスの連続活躍を「絶好調(esta do de gracia)」と表現。「スムーズなパス回しを見せながらも得点を奪えなかったチームを、その強い気持ちと決定力で引き上げた」と精神面と技術面の両方を称賛した。
- Mundo Deportivo: 敵地セルティック・パークを駆け抜けたセルタの反発力を強調。「失点直後に崩れることなく、クラウディオ・ヒラルデス監督の交代策から一気にギアを上げて力強い逆転劇を見せた」とチーム全体の対応力を評価した。
- MARCA: 「ハビ・ロドリゲスが幻想的な一週間を完璧な形で締めくくった」と報じ、欧州戦初勝利を牽引した新鋭の躍動を大きく取り上げた。
試合後の監督・選手コメント
試合後の両チームの情勢と評価の文脈において、敵地グラスゴーで挙げた価値ある勝利はセルタにとって大きなターニングポイントとして捉えられている。
開幕2連敗と苦しい立ち上がりとなっていたUEFAヨーロッパリーグにおいて、伝統あるセルティック・パークでの勝利は、クラウディオ・ヒラルデス監督率いる若いチームに絶大な自信をもたらした。直前の国内リーグ戦に続いてチームを救う大活躍を見せたハビ・ロドリゲスの存在感は際立っており、守備のみならず攻撃時における決定力が現地メディアの間でも大きな話題となった。
一方、ホームで先制しながらもわずか3分間で試合をひっくり返されたセルティック陣営にとっては、痛恨の敗戦となった。終盤にはフォレストやコルビーらの怒涛の猛攻でセルタゴールを脅かしたものの、土壇場での詰めを欠き、ホームのファンの前で悔しさを残す結果となった。
見どころと対戦背景
UEFAヨーロッパリーグのリーグフェーズ第3節にて、スコットランドのセルティックとスペインのセルタ・デ・ヴィーゴがセルティック・パークで激突する。ともに「セルティック」「セルタ」というクラブ名が示す通り、古代ケルト文化に由来する深い歴史的ルーツとアイデンティティを共有する両クラブだが、ピッチ上では互いに後がない緊迫した状況でこの一戦を迎える。
大会序盤の2試合を終え、両チームともに開幕2連敗を喫して勝ち点0と低迷している。セルタは初戦でオモニア・ニコシアに0-1で敗れると、続くバライードスでのユヴェントス戦も接戦の末に1-2で落とし、28位に沈んでいる。ラ・リーガでは直近の6試合で2勝4分と無敗を維持して8位につけているものの、欧州の舞台では上位24チームによるプレーイン進出圏内へ這い上がるために勝利が絶対条件となっている。対するセルティックもフェレンツヴァーロシュ(1-3)とベンフィカ(1-4)に連敗し、欧州戦で3試合連続3失点以上を喫するなど守備の再構築が急務だ。
歴史的な対戦成績に目を向けると、両者の公式戦での顔合わせは2002-03シーズンのUEFAカップ3回戦にまでさかのぼる。当時はセルティック・パークで1-0とセルティックが先勝し、バライードスでの第2脚でセルタが2-1で勝利したものの、アウェーゴールルールによってセルティックが勝ち抜けを果たした苦い記憶がある。さらにセルタにとってスコットランド遠征は、1971年のアバディーン戦(0-1)を含めて過去2戦全敗と鬼門となっている。
この歴史的な激突に向けて、ビゴからは約3,000人もの熱狂的なセルタサポーターが1,600キロの道のりを越えてセルティック・グラスゴーへ乗り込む。これはクラブ史上最大規模のアウェー遠征の一つであり、「パラダイス」と称される熱狂のスタジアムに大集結する。なお、セルティックの熱狂的サポーター組織「グリーン・ブリゲード」がクラブ首脳陣との対立により欧州戦のボイコットを表明している点も、スタンドの雰囲気にどのような影響を与えるか注目される。
予想スタメンと負傷・出場停止情報
SPORT、MARCA、Mundo Deportivo、El Desmarque、Estadio Deportivoといった現地各紙の報道を総合すると、両チームともに負傷者に悩まされながらもベストな陣形を模索している。
セルタのクラウディオ・ヒラルデス監督は、右ラテラルのアルバロ・ニニュスが太腿の筋肉離れで約1ヶ月の離脱を余儀なくされたほか、前線のボルハ・イグレシアス、ミゲル・ロマン、エル=アブデラウィ、ジョーンズらを負傷で欠く。また、かつてセルティックで5つのタイトルを獲得した元主将のディフェンダー、カール・スターフェルトも負傷離脱中だが、古巣との再会とチームの団結のために遠征メンバーに帯同している。一方でパブロ・ドゥランが負傷から復帰を果たしており、象徴であるイアゴ・アスパスも先発復帰が濃厚とみられている。
各紙が報じるセルタの予想スタメンは、ゴールキーパーにミミハイ・ラドゥ。最終ラインはハビ・ロドリゲス、セバスティアン・ケーセレス、マルコス・アロンソ(またはヨエル・ラーゴ)。中盤とウイングバックにはハビ・ルエダ、アレイシ・フェバス、ウーゴ・ブルシオ、セルヒオ・カレイラ(またはイライシュ・モリバ)。前線にはイアゴ・アスパス、フェラン・ジュグラ、ウーゴ・アルバレスの組み合わせが予想されている。
一方のセルティックを率いるマルティン・オニール監督は、キャメロン・カーター=ヴィカーズとヤン・ヒョンジュンが負傷欠場となり、オーストン・トラスティも個人的な理由で招集リストから外れている。オニール監督はゴールキーパーにサム・ジョンストーンの抜擢を決断しており、欧州の舞台で新たな守護神にゴールマウスを託す意向だ。
セルティックの予想スタメンは、ゴールキーパーにサム・ジョンストーン。ディフェンスラインはコルビー・ドノヴァン、リアム・マレー、リアム・スケールズ、元レアル・ソシエダのキエラン・ティアニー。中盤にはキャプテンのカラム・マグレガーとミカ・バウアー、シグルド・ニグレン。攻撃陣にはハイセム・ハッサン、カラム・オズマンド、そして最前線にカミロ・ドゥランが入る4-2-3-1の布陣が有力視されている。
監督会見・注目選手コメント
前日記者会見に臨んだセルタのクラウディオ・ヒラルデス監督は、欧州での初勝ち点獲得に向けて静かな闘志を燃やしている。
「過去の2試合でも我々は十分に勝ち点を持ち帰る資格のあるプレーを見せていました。自分たちのスタイルに自信を持ち、同じく追い込まれている相手に対して真っ向から挑まなければなりません。ラ・リーガが我々の土台であることは変わりありませんが、2年連続で欧州の舞台で戦えることは夢のような時間です。特にカンテラ出身の若い選手たちは責任感を強く感じすぎる傾向があるので、明日は肩の力を抜いてこの特別なスタジアムでの戦いを楽しんでほしいと思っています」
また、主将イアゴ・アスパスの起用については「90分フルでピッチに立つのは難しいかもしれないが、彼は常に戦う準備ができている」と語り、負傷しながら帯同したカール・スターフェルトについては「彼にとってこのスタジアムに戻ることは大きな意味を持つ。プレーできなくとも、かつての仲間と再会させることが重要だった」と明かした。
監督とともに会見に出席したセルタのディフェンダー、ヨエル・ラーゴも意気込みを語った。
「チーム内での信頼を感じており、日に日に手応えを得ています。リーグ戦も欧州戦も同じ高い熱量で臨んでいます。ユヴェントス相手に良い戦いができたからこそ、チーム全体が初勝ち点への強い欲求を持っています。セルティック・パークという欧州屈指の伝説的なスタジアムでプレーできることが楽しみで仕方ありません。相手ファンのプレッシャーも凄まじいでしょうが、我々のサポーターの歓声も大きな支えになります」
一方、セルティック側では、かつてレアル・オビエドでプレー経験がありセルタをよく知るアタッカーのハイセム・ハッサンが警戒感を露わにした。
「セルタは素晴らしいクオリティを持ったチームであり、中盤でのポゼッションに長けています。彼らに自由を与えず、強くプレッシャーをかけてリズムを崩すことが重要です。我々も直近のリーグ戦での大勝から高い自信を持っており、自分たちの武器を出して勝ち点3を狙います」
さらに、セルティックのショーン・マロニー・コーチも「セルタは確実に我々にダメージを与える力を持っている。攻撃だけでなく守備でも完璧な対応が求められる」とコメントし、セルタの攻撃力に強い警戒を示している。古巣に戻ってきたセルタのスターフェルトも「プレーできないのは非常に悔しいが、何年間も過ごしたこの場所でファンやスタジアムの空気感を再び感じたかった」と語り、旧友たちとの再会に感慨を深くしていた。
クラウディオ・ヒラルデス/ホエル・ラゴの会見
字幕をもとに日本語化 / 出典: RC Celta (YouTube)
クラウディオ・ヒラルデス
- 「苦しむのではなくもっと試合を楽しみ」早期に勝ち点を積み上げたいと語った。
- 負傷のスターフェルトは帯同させ、パブロやアスパスは先発の選択肢だと明かした。
- 敵地に集まる約3000人のファンに、感謝とともに歓喜を届けたいと意気込んだ。
ホエル・ラゴ
- 自信を深めており、明日の試合で「最初の勝ち点3を獲得したい」と意欲を示した。
- 昨季から重点を置くフィジカル面で向上を実感し、ビルドアップにも手応えを示す。
- 負傷したカールとの良好な関係に感謝し、早い復帰を願っていると述べた。
クラウディオ・ヒラルデス
チームの状態と選手の負傷・復帰TQHT ルーカス コンディション
先日の値千金の勝利の後、チームはどのような状態で臨むか。また昨日の練習で負傷したアルバロ・ヌニェスの離脱や、遠征メンバーへのパブロの復帰についてはいかがか?
昨日の練習でアルバロを欠くことになりました。パブロは復帰し、ご覧の通りカール・スターフェルトも遠征に帯同していますが、彼はプレーできません。かつてここでプレーしていたこと、彼がこの試合に来ることにどれほど強い思いを持っていたかを知っていたからです。怪我に加えてこの試合を欠場することは彼にとって大打撃だったので、何らかの形で一緒にいてほしかったのです。また、すでにほぼトップチームの輪に加わっているアンタニョンやブルシオに加え、アンヘル・アルコスとミージャも合流しています。今日の練習後に誰が登録メンバーから外れるかを見極めます。いつも言っているように、中間に練習が挟まる時はまず今日の練習に集中し、最終的な登録メンバーを誰で構成するかは明日に考えます。
勝ち点獲得への緊急度 試合展望
両チームとも勝ち点0でこの試合を迎える。第3節とはいえ、勝ち点を獲得し次のラウンド進出に近づくために、明日の試合の緊急度をどう見ているか?
8試合という短いグループステージであることは分かっています。できるだけ早く勝ち点を積み上げなければなりませんし、明日勝ち点3を取れれば理想的です。過去2試合でもそれを目指して戦いましたし、どちらの試合も勝ち点獲得に非常に近づいていました。少なくとも勝ち点1や3を持ち帰るだけの戦いはできていたと思います。今やるべきはプレーに集中し、我々と同じ状況にある相手とこのスタジアムで戦うために、サッカー面、メンタル面、フィジカル面で果たすべきことに集中することです。結果は良い仕事をしたことの副産物だと考えています。過去2試合でも良い部分から非常にあと一歩のところまで行きましたが、いくつかのミスが痛手となって勝ち点を落としました。これがヨーロッパリーグであり、どんなミスも命取りになります。できる限り隙のない試合をし、次のラウンドへ進むために必要な勝ち点をできるだけ早く積み上げて、みんなが落ち着けるようにしたいです。
ELを楽しもうというクラブのメッセージ クラブ・将来
今朝マルコ・ガルセスが、クラブの経済的な必要性はさておき、ヨーロッパリーグは楽しむための大会でありチームのプレッシャーを減らしたいと語っていた。クラブ側からもそうしたメッセージが出されることで気持ちが楽になるか?
はい、全員が同じ方向を向いているからこそ、そうしたメッセージが出ているのだと思います。何度も言っているように、我々のチームは良くも悪くも地元への帰属意識が非常に強いチームです。ここにいたいという強い感情的な結びつきや、ファン、郷土、クラブへの帰属意識・近さがある一方で、より大きな責任感や要求度も感じてしまいます。今シーズンの現時点では、ピッチ上や試合の要所要所でそれが裏目に出てしまっている場面が多く見られます。特にこの大会においては、もっとプレッシャーから解放されてプレーすべきだという意見には完全に同意します。我々にとって最優先であり、すべてを支える大会はスペイン1部リーグであり、2度目の欧州カップ戦を戦えることは一つの夢なのです。競争力を持ち、全試合で勝ちたいですが、この大会と国内リーグには少し異なる点があると思います。マルコが言いたかったのもそこだと理解していますし、全体として、苦しむのではなくもっと試合を楽しみ、落ち着いて一歩進んでいかなければならないと考えています。
3000人のファンが敵地に集結 試合展望
この歴史的で伝説的な舞台に約3000人のセルタファンが駆けつける。クラブの歴史に刻まれる光景になるのではないか?
ファンがここに来るために努力してくれたのと同様に、我々にとってもこうした試合を戦える舞台にたどり着くのは大きな努力の賜物でした。世界で最も伝説的で歴史あるスタジアムの一つであるセルティック・パークで試合を楽しめる幸運を得るために、何年も働き続けてきました。完璧な一日になればと思いますし、そのために全力を尽くします。平日にもかかわらず複数の乗り継ぎを経てここに来る努力をしてくれたすべての人々に感謝します。我々にとっても非常に美しく特別な日であり、ここでプレーできる幸運は大きな力を与えてくれます。今日の練習からそれを楽しみ始め、明日は現地に来てくれる3000人、自宅から見てくれる人々、そして何よりも自分たち自身のために歓喜を届けたいです。我々にはその価値があるはずです。
過密日程における中盤の起用状況 コンディション
中盤の状況について伺いたい。先週末はモリバとフェバスが45分ずつ出場し、ブルシオは多くの時間プレーした。日曜にもリーグ戦が控える中、中盤の選手たちはどのような状態でこの試合に臨むか?
今おっしゃった理由から、前の試合よりも少し良い状態にあると思います。出場時間が最も長かったフェバスや特にモリバは45分間の休養を取りましたし、前節よりもこの試合に向けた準備期間が長かったからです。ブルシオにとっては出場時間を積み重ねることがポジティブに働き、悪影響はないと考えています。アンタニョンも同様です。中盤のポジションに関しては前戦より少し良い状態で臨めると思います。もちろん疲労や出場時間は蓄積していきますが、このポジションについては全員が出場可能で、先発できる良い状態で揃っている幸運に恵まれていると思います。
イアゴ・アスパスの先発可能性 コンディション
イアゴ・アスパスについて。アラベス戦では長時間の出場はできなかったが、この大舞台と彼の意欲を踏まえて明日は先発の可能性があるか?
彼が出場できないと私に言ってきたことは滅多にありません。状態は良く、回復しています。90分フル出場できる状態ではありませんが、より長い出場時間を得る準備はできており、ここ10日から2週間一緒に練習してきた感覚はどんどん良くなっています。先発の選択肢の一つですし、少なくともより多くの時間プレーできるはずです。最も重要なのは、負傷箇所に何の違和感も覚えていないことです。彼のメンタリティは常にチームに貢献したいというものであり、それは負傷したあの日までピッチに立ち続けた姿にも表れていました。フィジカル面からすれば得策ではなかったかもしれませんが、それが彼という人間です。だからこそ彼が『大丈夫だ』と言う時は常に割り引いて聞く必要があります。彼はいつだってチームを助けたいと思っているからです。
相次ぐ負傷者と今後のローテーション 戦術
序盤戦の鍵である負傷者の問題について。ローテーション方針に大きな変化はあるか? またウーゴ・ゴンサレスや出番の少ない選手たちが重要になってくるか?
変わる部分と変わらない部分があります。変わる部分は、怪我によってポジションが大きく制限されるため、想定とは異なるプレー時間の配分を余儀なくされることです。現在のサッカー界における怪我人の多さは異常であり、選手こそが主役である以上、過密な日程の始まり方について皆で再考すべきです。昨日のバルサ対PSGを見たか分かりませんが、ああした事態が起きることは、ピッチ外からサッカーに関わる者や観客にとって最悪のことです。日程や、開幕直後のような時期に過度な試合負荷が集中する構造を見直す必要があります。一方で、シーズンを通じて全員が重要になるという考えは変わりません。怪我による必要性から予想より早く出番が来ることもあれば、成長の過程で予想より遅くなることもあります。しかし、現在のスカッドの全員が重要であることは明白です。昨季より少し絞られたとはいえ選手層は厚く、アンタニョンやブルシオといったBチーム登録の選手や、欧州戦の招集メンバーに入りながらまだ出番のないミージャやアルコスなど、フォルトゥナで素晴らしい仕事をしている選手たちが多くいます。機会を無駄に与えることはありませんが、日々の練習で示してくれている通りに努力を続ければ、全員に出番が訪れると確信しています。彼らへの不満は一切ありませんが、時期やコンディション、負傷者の状況によって、想定や希望以上にローテーションを強いられることはあります。
スウェドベリの現状と復調へのアプローチ 注目選手
ウィリオット・スウェドベリについて。今季序盤はパフォーマンスや試合中の態度への指摘も出ているが、彼の現状をどう見ており、どのように復調へ導くか?
まずウィルには、外から見た時に非常に良く見える時と悪く見える時がある身体表現や佇まいという特徴があります。ベルナベウでドリブル突破した時は美しく見え、ボールを失った時はひどく見えてしまう。私は選手から受ける主観的な印象ではなく、チームのために何をしたかという客観的な基準で評価するよう努めています。例えばフィジカルデータを見ると、彼の毎試合の運動量は凄まじいものがあります。ピッチ上で非常によく努力する選手ですが、その外見が時に別の印象を与えてしまうのです。うまくいかない時に、他の佇まいを持つ選手よりも批判の矢面に立たされやすいのは理解できます。しかしそれを変えてほしいとは思いませんし、それは本質ではなく別の部分で評価すべきです。思い通りにいかないことが多く、自信を失って必要以上にうつむいてしまっている面はあると思います。彼はやり続けなければなりませんし、全員で彼に自信を与える必要があります。彼は違いを作れる稀有な選手であり、毎シーズン大きな貢献をしてきました。現時点で世界一安定した選手ではないのは事実ですが、2004年生まれとまだ非常に若いことを忘れてはなりません。現在のチーム内でセルタでの出場数が2番目に多い選手であり、その若さでそれは驚異的なことですし、それだけの理由があるのです。もちろん試合での安定感を身につけていってほしいと全員が願っています。本人も現状うまくいっていないことを自覚していますし、成果が出るよう自信を持たせなければなりません。過去のシーズンを振り返っても、開幕当初は彼の得意な時期ではなく、徐々に調子を上げていくタイプの選手です。
打撲から復帰のパブロ・デュランの状態 コンディション
パブロ・デュランについて。エルチェ戦での打撲から復帰して遠征メンバーに入ったが、完全に回復して明日90分プレーできる状態か?
先ほどと同じ答えになりますが、1回練習を行っただけで今日も練習が残っているものの、感触は素晴らしいです。昨日の練習でも精力的に動いており、プレー可能な選手の一人です。彼は自己管理やピッチ外での努力、その人間性のおかげで、離脱から非常に早くコンディションを取り戻します。適切なフィジカル状態へ戻すのが非常に得意な選手であり、明日先発する選択肢の一つですし、明日以降も普通に起用できます。
敵地での大声援とサポーターへの感謝 その他
セルティック・パークに約3000人のファンが集まる。地元スタンドの紛争によりセルタ側の応援歌がより響く可能性もあるが、この遠征規模や身内からの観戦要望をどう感じるか?
普段よりも観戦の要望は多かったです。この大会に参加し、こうした舞台でプレーできることを誰もが非常に喜び、誇らしく思っている証拠です。我々内部にとってもファンの後押しは不可欠です。地元への帰属意識が強いロッカールームであり、スタンドやファン、周囲からの応援を選手たちはスポンジのように吸収し、深く感謝しています。昨季のアウェイゲームのように素晴らしい日々を過ごし、今日のような歴史的で壮大な舞台で現地のチャントをかき消すほどファンの『オ・オリベイラ』が響くのは特権です。昨季もザグレブ、ベオグラード、リヨンで経験しましたが素晴らしいものでした。欧州屈指の熱気と騒音を誇るスタジアムで、ガリシアの声が響き渡ることを願っています。
相手サポーターの合唱を聴く楽しみ 試合展望
『オリベイラ・ドス・セン・アノス』が一番だろうが、セルティック・パークで『You'll Never Walk Alone』を聴くのも楽しみか?
ここでもアンフィールドでも歴史的なチャントであり、それを体験できるのは素晴らしいことです。集中しているので全てが耳に入るかは分かりませんが、試合に集中しつつ、明日体験するような雰囲気に身を置けることへのモチベーションと喜びに変えたいです。
スターフェルトからの情報収集マクドナルド 対戦相手
出場不可のカール・スターフェルトから、セルティックで何を警戒すべきかといった知識や情報を得られたか?
カールはプレーできませんが、本人が楽しむため、モチベーションのため、そして内部の情報を我々に提供してホスト役を務めてもらうために連れてきました。彼が在籍していた頃から年数は経っていますが、試合の準備や明日の戦いに役立つ具体的な情報をもたらしてくれるはずです。今日の練習以降、彼と密にコミュニケーションを取るつもりです。ここ数日よりも笑顔が増えており、私にとっても非常に良い知らせです。メンタル面は怪我の回復において重要な要素であり、それも帯同を決めた理由です。
敵地サポーターのボイコット問題 対戦相手
セルティックのウルトラスが今季の欧州戦ホームゲームをボイコットしているのを知っているか? それは明日の夜有利に働くと思うか?
スタンドで奇妙な状況が起きていることは知っていました。それがサッカーの素晴らしい雰囲気に影響を与えないことを願っています。世界屈指のファンを持つクラブの一つですし、明日はセルティック・パーク特有の魔法のような雰囲気を味わい、観客にとって美しくスポーツマンシップに溢れた試合になることを願っています。
セルティックの大勝と警戒すべき点ザ・ヘラルド ジョシュ・マクロイ 対戦相手
日曜日にセルティックが7-1で大勝した試合を見たか? セルティックの脅威や特定選手への警戒についてどう分析したか?
恐怖は全くありませんが、彼らのレベルの高さを示しています。CL予選を戦い、歴史的に常に欧州大会に身を置き、CL優勝経験もあるチームです。偉大な歴史と高いレベルを備えていることは分かっています。チームの多くの部分で変革の過程にあり、新しいピースを徐々に噛み合わせている段階ですが、先日は凄まじい試合をしました。ベンフィカ戦でも特に後半は非常に良い時間帯を作っていました。特に攻撃面で非常に危険なチームで、サイドでの1対1の打開力があり、4-3-3での連係も見事で、トランジションからの速攻やクロスからのフィニッシュも優れています。スコットランドリーグ上位のチームを相手にすべてが噛み合って大勝し、その潜在能力を証明しました。我々も良い試合をしたいと思います。
ホエル・ラゴ
自身の成長とチーム内での重要性 注目選手
欧州カップ戦の前日記者会見に出席するのは初めてだが、チーム内での序列や重要性が高まり、仲間の代表として会見に立つ責任を担っていると感じるか? ここ数か月の自身の成長をどう捉えているか?
そうですね、おっしゃる通り、特に自信が大きく深まりました。日ごとに手応えを感じています。欧州の舞台で初めて記者会見に来られたことは本当に嬉しいですが、もっと成長し続けたいという強い意欲を持っています。
勝ち点獲得への緊急度 試合展望
両チームとも勝ち点0でこの試合を迎える。第3節とはいえ、勝ち点を獲得し次のラウンド進出に近づくために、明日の試合の緊急度をどう見ているか?
クラウディオが言ったように、チームはユヴェントス戦での好パフォーマンスを経て非常に高いモチベーションで臨んでいます。明日の試合で最初の勝ち点3を獲得したいという意欲に満ちています。
自身の好調とビッグマッチの意義 注目選手
昨季は苦しい時期を過ごし一部ファンからレベルを疑問視される声もあったが、今季は見事なシーズンを送っている。自身のレベルを証明する上でこうした試合はどれほど重要か?
そうですね、おっしゃる通り今はとても状態が良いと感じています。明日の試合だけでなく、リーグ戦であれコパであれ、私は常に同じように強い意欲と、何よりまだまだ改善すべき点がたくさんあるので成長し続けたいという強い向上心を持って臨んでいます。
スターフェルトとの関係と先発について 注目選手
スターフェルトが遠征に帯同している。彼は序列の高いCBでありキャプテンで、このスタジアムも対戦相手も知っている。会見に出席した選手が先発するという説もあるが、カールと話をしたか、彼の代役を務めることについてどう思うか?
カールとは非常に良好な関係を築いており、日常的にたくさん話をしています。彼のようなチームにとって極めて重要で素晴らしいレベルの選手と話せることにとても感謝しています。彼の怪我は本当に残念ですし、早く復帰してチームを助けてくれることを願っています。
連戦に耐えうるフィジカルの向上要因 コンディション
フィジカル重視のサッカーにおいて成長が著しい。かつては80分以降に苦しむ姿も見られたが、今では連戦でもフル稼働している。この夏に特別なトレーニングをしたのか、何か取り組みを変えたのか?
フィジカル面に関しては、改善すべき点だと自覚していましたし、昨シーズンからかなり重点を置いてきました。この夏も改善が必要だと分かっていました。特別な練習メニューというわけではありませんが、毎週これだけ多くの試合をこなすには不可欠だと分かっているので、最大限自分の身体をケアするよう努めています。フィジカル面でどんどん良くなっている実感がありますし、多くの試合に出場すること自体が助けになっていると思います。
ビルドアップでの縦パスの重要性 戦術
ビルドアップへの関与について。中央や左右のCBから前線のラインを破る最初のパスの重要性をどう感じているか?
そうですね、ビルドアップに関しては日増しに手応えを感じています。監督からもリスクを冒すよう信頼を与えられています。私の位置からの良いパス1本で複数のラインを突破し、良い攻撃につなげることができるからです。危険なポジションでもあるので注意は必要ですが、日々改善を試みており、ボール出しの面からチームに貢献していきたいと思っています。
相手サポーターの合唱を聴く楽しみ 試合展望
『オリベイラ・ドス・セン・アノス』が一番だろうが、セルティック・パークで『You'll Never Walk Alone』を聴くのも楽しみか?
クラウディオが言った通り、私個人としても欧州の伝説的なスタジアムでこうした試合を体験することを非常に楽しみにしています。激しいプレッシャーを受けるでしょうが、我々のファンも力強く支えてくれるはずですし、チームは強い意欲に満ちています。