ステファン・ジョジッチ(アルメリア) アトレティコ・マドリードが来夏獲得へ交渉進行
アルメリアに所属する21歳のセルビア代表ミッドフィルダー、ステファン・ジョジッチは、アトレティコ・マドリードが来夏の獲得に向けて選手周辺との接触を続けている交渉中の段階にある。若くして代表歴を持つ大型ミッドフィルダーの獲得に早くも動き出したことで、中盤の若返りを目指すクラブの長期計画として注目を集めている。
この補強動向の背景には、アトレティコ・マドリードが進める中堅・若手主体のチーム構成への移行がある。スポーツ部門は21歳という若さでありながら確かな存在感を見せるジョジッチを、将来のチームの中核を担う重要な資産として高く評価している。MARCAによれば、クラブはすでに選手の代理人や身内との間で将来的な移籍に向けた基礎的な話し合いを開始しており、相思相愛の関係を構築しつつある。
しかし、移籍の実現には金額面での慎重な交渉が必要となる。ジョジッチとアルメリアとの間には2032年6月までの長期契約が結ばれており、契約解除金は4000万ユーロという高額に設定されている。アルメリア側としては契約上の保護が強固であるため、安易に売り急ぐ必要性はない。ところが、アトレティコ・マドリードとアルメリアのクラブ間には良好な関係が構築されており、4000万ユーロの満額を支払うことなく現実的な金額での合意に達する可能性がある。
では、この取引はいつ成立することを目指しているのだろうか。アトレティコ・マドリード側の狙いは今すぐの補強ではなく、数か月かけて交渉をじっくりと進め、2027年の夏の移籍市場に向けてスムーズな加入を取りつけることにある。他クラブからの関心が本格化する前に先手を打ち、将来性豊かな才能を確実に確保しておきたいという狙いが明確に読み取れる。
この動きが意味するのは、アトレティコ・マドリードが短期的な補強にとどまらず、数年先を見据えた世代交代の布石を確実に打ち始めているということだ。高額な解除金という壁がありながらも、クラブ間の信頼関係を活かして優位に交渉を進めようとしている。来夏の市場に向けた交渉の進展が今後の大きな見どころとなる。(via MARCA)