カンテラを売却資金源とするラ・ファブリカの是非とアレス氏の批判

今夏、マドリードはハコボ・オルテガ(20歳)をプロ未デビューの選手としては史上最高額となる1000万ユーロ(30%の権利維持)でエストラスブールへ売却したことを筆頭に、合計12人のカンテラ選手(ニコ・パス、ゴンサロ、ビクトル・ムニョス、ヒラ、アルバロ・ロドリゲス、アレックス・ヒメネス、パラシオス、バルデペニャス、フラン・ガルシア、マリオ・マルティン、フラン・ゴンサレス)を売り払い、2億ユーロ近い売却益を得ました。これに対し、元RTVディレクターのハビエル・アレス氏は『スペインがW杯を制覇できたのはバルサのラ・マシアのおかげ。マドリードは金だけで選手を買い漁り、自国内にタレントが育たない状況を作っている。タイトルは獲れるが、代表へのリターンがゼロだ』と手厳しい意見を表明しています。(via SPORT)

消えゆく聖地サンティアゴ・ベルナベウの名称変更とレガシーの危機

スタジアム改修工事の進展に伴い、マドリードは coliseum のファサード表記をかつての「SANTIAGO BERNABÉU」から「BERNABÉU」に大幅に変更しました。地下鉄駅も改修後に「Santiago」を廃止して「Bernabéu」駅のみになる予定で、商業的なプロモーションとモダンなブランド戦略を優先する動きが加速しています。かつてのレジェンド大会「トロフェオ・ベルナベウ」も完全に廃止され、ライバルのバルセロナが創設者ガンペールの名を冠した大会を継続しているのと対照的に、マドリードは創設を担った大統領ベルナベウ氏の個人的な足跡を消し去ろうしていると批評家たちから苦言を呈されています。(via MARCA)