今シーズンの総括と選手の成長・チーム編成
エルチェCFは今シーズン、まるでジェットコースターのような起伏の激しい道のりを歩んだが、最終的にはクラブ史上最高の勝ち点を記録して1部リーグ残留という見事な結果を残した。この成果の裏には、ボールを保持して主導権を握るチーム戦術に完璧にフィットし、飛躍的な成長を遂げた選手たちの存在がある。
サラゴサで疑問視されながらも昨季エルチェに加入したマルク・アグアドは、今や1部リーグで最も信頼できるセントラルミッドフィルダーの一人へと成長し、強豪チームとの対戦でも常に先発に名を連ねた。シーズン半ばにレンタルで加入し、後に買い取られたヘルマン・バレラも、あらゆるチームが欲しがるような万能な選手へと変貌を遂げた。アレイシ・フェバスやダビド・アフェングルバーらも同様に、チームのシステムの中で自身の価値を大きく高めている。
守備陣に目を向けると、今季契約を延長した39歳のベテランゴールキーパー、マティアス・ディトゥーロの存在が光る。彼の卓越した足元の技術はチームのビルドアップに不可欠であり、数々の素晴らしいセーブと相まって、今季最も高く評価されたゴールキーパーの一人となった。チュスト、ビガス、アルバロ・ロドリゲスらディフェンダー陣も、パスを繋ぐスタイルだけでなく、ロングボールへの対応など様々な状況に適応する能力を示した。
見事残留を果たしたエルチェだが、来季もギリギリの戦いを避けるためには、限界のプレッシャーの中で1部リーグを戦い抜けることを証明した現在の主力を引き留めつつ、適切な補強を行う必要がある。監督不在の状況でも、クラブはすでに動き出している。 (via SPORT) (via Estadio Deportivo)