ロビー・ユアへの伝説OB助言とハイプレスの前線スタッツ

今夏スコットランドのレンジャーズからセビージャFCに加入したFWロビー・ユアに対し、クラブ歴史上初のスコットランド人プレーヤーであるテッド・マクミン氏(64歳)がメディアを通じて温かくも厳しい助言を送りました。

1980年代に名将ジョック・ウォレス監督のもとでセビージャの左ウィングとして活躍したマクミン氏は、新天地で公式戦無得点が続く後輩ウアに対し『新聞を読むな!現地メディアからの批判の圧力はスコットランドとは次元が違う』と金言を授けました。マクミン氏は自身の現役時代を振り返り『当時は外国籍枠が2人しかなく、言葉の壁も絶大でメディアからのバッシングは苛烈だった。通訳を雇って自分がどれほど叩かれているかを知り、酒に逃げることもあった』と当時の苦労を明かしつつ、『現在のウアは恵まれた環境におり、バルセロナやレアル・マドリードと対戦できる夢のような舞台を楽しんでほしい』とエールを送りました。

得点という目に見える結果には恵まれていないウアですが、ルイス・ガルシア・プラサ監督が求める戦術面ではデータ上で極めて重要な貢献を果たしています。ラ・リーガ開幕7試合におけるスタッツによると、ウアは相手陣内最終サードでのプレッシング回数がチーム最多の86回を記録。出場時間が400分未満(チーム内使用頻度8位)であることを考慮すると驚異的な数値を叩き出しています。

全体のプレッシング総数ではSBフアン・イグレシアスが126回で首位に立っているものの、最前線から相手ビルドアップを破壊するウアのハードワークは、今夏加入のルーカス・スタッシンやイサク・ロメロと並び、ボール奪取から素早いショートカウンターを狙うチーム戦略の要として高評価を得ています。 (via Estadio Deportivo)