コパ・デル・レイ1回戦の対戦カード決定と相手カード未消化の暴動騒動
スペインサッカー連盟(RFEF)はラス・ロサスのサッカータウンにてコパ・デル・レイ1回戦(10月27日〜29日開催予定)の組み合わせ抽選会を執り行いました。セビージャFCの初戦の対戦相手は、予選ラウンドのスポルティング・オルタレサ(マドリード)対アトレティコ・ウニオン・ギマール(テネリフェ)の勝者に決定しましたが、この対戦カード自体が暴力騒動により未消化となっており、異例の事態に直面しています。
第1戦はテネリフェで行われギマールが1-0で勝利していたものの、ギマールのホーム・タサガヤ市立スタジアムで開催予定だった第2戦の試合前に前代未聞のトラブルが発生しました。アウェイのオルタレサ一行が乗った遠征バスが地元ファンから物体の投擲を受け、ジーニー・バスの窓ガラスが割れる事態が発生。さらにスタジアム到着後も暴言や身の危険を感じる脅迫、ペットボトルの投擲などを受けました。
主審のアギラー・プラット氏が記録した公式審判報告書によると、警察(グアルディア・シビル)の到着を待つため37分間にわたりキックオフが遅延。その後、警察から安全確保の保証が出されたものの、オルタレサ側の代表者は精神的にプレーできる状態にないとして試合出場を拒否しました。また、ギマールのアイタミ・ディアス監督が相手スタッフから暴行を受けたと主張するなど、現場は混乱を極めました。
RFEFのラファエル・ロウサン会長は『コパ・デル・レイはサッカーの祭典であり、このような野蛮な暴力行為は断固として非難する』と声明を発表。一方でギマール側はバス会社からの報告書を提示し『ジーニー・バスの窓ガラスは割れておらず、刃物による襲撃報道も事実無根の扇動である』と反論しつつも、現場での緊張状態や相手側からの暴行があったことを主張しています。
現在、RFEFの競技裁判官ラファエル・アロンソ・マルティネス氏による裁定が待たれており、火曜日から水曜日にかけて中立地での再試合や無観客試合、あるいは不戦勝などの処分が決定される見通しです。セビージャFC(10月28日または29日に試合予定)は、次戦の遠征先がテネリフェになるのかマドリードになるのか、決定を待つ状況となっています。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)