パトリク・メルカドの契約を巡る攻防とプランB

セビージャは2月末、インデペンディエンテ・デル・バジェと22歳のエクアドル人MFパトリク・メルカドの獲得について、ボーナス込み600万ユーロ、2031年までの契約で基本合意に達していました。しかし3月に彼が右膝の前十字靭帯と内側半月板の二重断裂という大怪我を負ったことで、事態は複雑化しています。復帰は2027年初頭になる見込みです。

交渉をまとめた当時のコルドンSDや現在のナバーロSDは『パトリク・メルカドとは基本合意があるが、メディカルチェックを通過する必要がある。優先権は持っているが、6月にメディカルチェックの結果に基づいて決定を下す』と主張し、検査をパスしなければ契約を破棄できるとしています。しかし、インデペンディエンテ・デル・バジェのサンティアゴ・モラレスGMは、ポルトガルでホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長が署名した労働契約を盾に取り、破棄すれば多額の訴訟を起こすと警告。フランクリン・テージョ会長も『残念ながら彼は怪我を負ったが、事前の取引は成立していた。ワールドカップの後、彼はまさにあちらへ行かなければならない』と主張し、一歩も引かない構えです。

これに対しセビージャ側は、メディカルチェックをクリアし、サラリーキャップに収まり、EU圏外枠(現在はガブリエル・スアソのみのため問題なし)が空いていれば、獲得を見送っても違約金は発生しないと反論しています。メルカドは間もなくセビージャに到着し、詳細な検査を受ける予定です。もし後遺症の心配がないことが確認された場合、セビージャは「プランB」を発動する構えです。彼を戦力に組み込めるのはシーズン後半であり、1月まで選手登録を遅らせることができるため、給与が低いことを活かして、すでに合意している600万ユーロの移籍金を減額するための再交渉を行う意向です。 (via Estadio Deportivo)(via MARCA)