[伝説のピチーヒ獲得とPAOK戦の神ゴール]

わずか1シーズンのみの在籍だったものの、ヴィエリがアトレティコで残した数字と記憶は圧倒的でした。ラ・リーガ24試合に出場して24ゴールという、1試合平均1ゴールという驚異的なペースを叩き出し、イタリア人選手としてラ・リーガ史上初となる最多得点王(ピチーヒ賞)に輝きました。ライバルのリバウド(19ゴール)やルイス・エンリケ(18ゴール)に大差をつけての戴冠であり、UEFAカップやコパ・デル・レイを含めると公式戦32ゴールという完璧な1年を作り上げました。

マドリードでの生活について問われたヴィエリは、『マドリードでは本当に素晴らしい時間を過ごしたよ。食事は美味しかったし、睡眠時間は少なかったね(笑)。そして何より、たくさんのゴールを決めることができた』と当時を満喫していた様子を明かしました。

さらに、今なおクラブ史上のベストゴールの一つとして語り継がれるUEFAカップのPAOK戦での伝説的なゴールにも言及しました。相手キーパーのミソプロスと交錯してゴールライン際まで追い詰められ、角度が完全にゼロの状態から放ったスーパーシュートについて、『僕はリスクを冒すのが大好きなんだ。思い切って打ったシュートがスタンドに飛んでいくことだってある。でも、挑戦しなければ絶対に何も達成できないからね』と、自身のストライカーとしての哲学を力強く語りました。 (via Mundo Deportivo)