ベニテス時代から失点75%減少 過去3シーズン比較で判明したアウェイ守備の構造的進化
アウェイで見せるこの鉄壁の守備力は、ホーム・バライードスでの戦いぶりとは鮮やかな対照をなしています。ホームでは4試合で5失点を喫しており、1試合平均1.25失点となっていますが、アウェイでは3試合で僅か1失点、1試合平均わずか0.33失点という驚異的なアウェイ防衛率を叩き出しています。クラウディオ・ヒラルデス監督が引き継いだ直近2シーズンと、ラファ・ベニテス体制で開幕を迎えた2023-24シーズンを含む過去3シーズンの開幕7節終了時点のデータと比較すると、セルタの守備の改善が完全にアウェイゲームに集中していることが判明します。過去の開幕7節終了時点でのアウェイ失点数は、ベニテス初年度の2023-24シーズンが6失点(1試合平均1.5失点)、2024-25シーズンが10失点(1試合平均2.5失点)、昨季2025-26シーズンが4失点(1試合平均1.0失点)でした。今季の1失点という数値は、昨シーズンの4失点から実に75%もの失点削減(4失点から1失点へ)を達成していることを意味します。前々年の10失点という惨状と比較すれば、まさに劇的な構造的改善です。一方でホームでの失点傾向は過去3シーズン(5失点、4失点、6失点)と酷似しており、今季の平均1.25失点も従来の傾向通りです。ホームとアウェイの明確な防衛スタンスの違いが、現在のチームの戦術的特徴となっています。 (via SPORT)