最下位降格の非情な予測にフネス監督が真っ向反論!強固な信念で覆す下馬評
1部への復帰を果たしたものの、リーグ開幕を控えた時期からマラガCFを取り巻く周囲の評価は非常に厳しいものでした。
世界的なデータ分析サイトが弾き出すビッグデータや、高度な人工知能(AI)によるシミュレーション、さらには全国的に高名なスポーツジャーナリストやサッカー専門番組、ブックメーカーなどに至るまで、その予測はほぼ例外なく「マラガCFは降格候補の最有力であり、最下位でシーズンを終える」という冷酷なものでした。
これに対し、フネス監督は記者会見で真っ向から反論し、3つの力強い論理を用いて下馬評を完全に覆す姿勢を示しました。
第一に、現在のチームが3部リーグ(第一RFEF)から2部(セグンダ)、そして現在の1部リーグ(ラ・リーガ・サンタンデール)へ向けて、ここ数年にわたり段階的かつ着実に成長を遂げ、実力を高めてきた確かなプロセスがあることです。
第二に、昨シーズンの2部昇格レースにおける予想の失敗例です。当時は自動昇格の絶対的な大本命として、1部から降格してきたばかりのレガネス、バジャドリード、ラス・パルマスの3チームが挙げられていました。しかし結果はどうだったでしょうか。レガネスとバジャドリードは自動昇格を果たすどころか、あやうく3部への再降格を避けるための残留争いに巻き込まれる泥沼を経験。一方のラス・パルマスは、昇格プレーオフの準決勝で他ならぬマラガCFの軍門に降り、昇格を逃しました。つまり、専門家たちの机上の空論や事前のデータ予測など、往々にして現実とはかけ離れているという証明です。
第三に、スポーツディレクターのロレン・ジュアロス氏から受け継いだ、かつてレアル・ソシエダを率いた名将ジョン・ベンジャミン・トシャック氏の言葉です。当時、開幕戦でバルセロナを相手に1-5の大惨敗を喫したチームに対し、トシャック監督は『これほど悲惨な結果の後は、ただ良くなることしか残されていない』と、選手たちを笑顔で鼓舞しました。
フネス監督は、これらを踏まえ、熱のこもったメッセージでサポーターや選手たちに呼びかけています。
『先日、アトレティコ戦の敗戦直後は、あえてこの話題について何もコメントしませんでした。ですが、今回は自分の心にある考えを率直にすべて答えましょう。ビッグデータや人工知能、そして全国の著名な記者たちが、私たちを真っ先に降格候補に挙げ、最下位になると決めつけています。私は選手たちにもこう伝えました。「これらは単なる紙の上の数字に過ぎない。そして、その数字を作り出しているのは同じ人間なのだから、何も心配せず、ただ落ち着いていよう」と。私たちはこれから、これまでの姿とは全く異なる強さを見せていくつもりです。選手たちは、この厳しいリーグ戦を通して日を追うごとに大きく成長を続けていくのです。昨年も昇格予想がまったく当たらなかったことを忘れてはなりません。私たちを最下位に位置付けた人々が、マラガの持つ独自のクラブ哲学や、ここで毎日命を削って働くスタッフたちの強さ、あるいは世界一熱狂的なサポーターの存在と熱量をどれほど理解しているかは分かりません。ですが、彼らには、心配しないで、落ち着いて見ていてほしいと言いたいです。私たちは今シーズンも、昨シーズンと同じように、不条理な下馬評をすべて打ち破って挑戦を続けます』(via MARCA)