アトレティコ・マドリード
前節メンディソロサでのアラベス戦をCutiロメロの87分劇的ヘッドで2-1と制したアトレティコ・マドリードですが、この試合の後半開始直後に起きたアラベスMF アンヘル・ペレスの一発退場劇を巡り、審判団のVAR交信音声が公開されました。当初、主審アレハンドロ・キンテロ・ゴンサレスは黄色カードを提示していましたが、VOR(VAR室)のプリード・サンタナから『アレハンドロ、足裏が入っている。接触位置が高く、膝が伸びた状態でのタックルだ。悪質なプレー(juego brusco grave)としてレッドカードの確認を推奨する』と呼び出しを受け、モニター確認を経てレッドカードへ変更された経緯が判明しました。一方で、元アトレティコ監督のキケ・サンチェス・フローレスは『アデモラ・ルックマンの類似プレーでは判定基準が異なっていた』と審判基準の不統一さに苦言を呈しています (via Estadio Deportivo)。
試合後会見に臨んだシメオネ監督は、チームの更なる高みについて力強く語りました。『アトレティコでプレーするために必要なレベルと、このクラブの歴史に名を残すために必要なレベルは全く別物だ』と語り、控え層も含めた選手たちに強い意識改革を要求しました。なお、不可解な形でPKを与えてしまったロバン・ル・ノルマンについては『現在のハンドの判定基準は本当に複雑で、誰も明確な意図を判断できない。彼を責めることは不可能だ』と擁護しました (via Estadio Deportivo)。さらに、チャンピオンズリーグで対戦するマンチェスター・ユナイテッドがトッテナム戦で92分に追いつかれて引き分けるなど敵地で揺らぎを見せており、アトレティコにとって欧州戦へ向けた追い風となりそうです (via MARCA)。
ビジャレアルCF
サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦に0-1で惜敗したビジャレアルですが、イニゴ・ペレス監督は試合後会見で悔しさを滲ませつつも確かな手応えを語りました。『試合最終盤はお互いに熱くなり、感情がコントロールできなくなる場面があった。しかし、スタッツやゴール期待値で見れば、本来うちのチームはリーグの2位か3位に位置しているべきサッカーを見せている。素晴らしいスタジアムで相手を追い詰めながら、決定力を欠いて勝ち点を逃したのは非常に悔しい』と試合内容に対する自負を強調しました (via Estadio Deportivo)。
この試合で大きな注目を集めたのが、5シーズンぶりにボランチ(中盤の底)として先発起用されたJuan Foythの存在です。中盤での見事なボール奪取とビルドアップで安定感をもたらしたFoythは試合後、『毎プレーで審判に文句を言っても仕方がない。審判も人間でありミスは起きる。自分たちがもっと冷静にチャンスを決め切るべきだった』と冷静に振り返りました (via MARCA)。また、19歳のNizarが途中出場を果たし、ビジャレアル(Vila-real)市出身の選手として史上9人目となるプリメーラデビューを達成する明るい話題もありました (via MARCA)。なお、チャンピオンズリーグで激突するナポリも順調に調整を進めており、イエローサブマリンの巻き返しが期待されます (via MARCA)。
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