プレシーズン初戦、エイバルを下し大会優勝
キケ・サンチェス・フローレス監督率いるデポルティーボ・アラベスは、プレシーズン初戦となる「ビジャ・デ・ラグアルディア杯」でエイバルと対戦しました。エスタディオ・オスカル・デ・マルコスで行われた一戦は、前半からアラベスが主導権を握る展開となります。トニ・マルティネスが得意のヘディングで決定機を迎えるも決めきれず、逆に40分、エイバルのホン・バウティスタに遠めの位置からシュートを沈められ先制を許します。先発したGKヘスス・オウォノはこのシュートの威力を抑えきれず、ゴールを割られました。
しかし後半、60分にマリアーノ・ディアスがクロスシュートを突き刺して同点に追いつきます。試合はそのままPK戦へと突入しました。ここで途中出場のGKアントニオ・シベラが5本中2本のペナルティキックを止める大活躍を見せ、アラベスが見事にタイトルを獲得しました。チームは好スタートを切り、今後は7月25日のジローナ戦、その6日後のカステリョン戦、そして昇格組ラシン・サンタンデール戦とプレシーズンマッチを控えています。(via Estadio Deportivo)
マリアーノ・ディアス、復活のゴールで去就に一石
2027年まで契約を残すマリアーノ・ディアスですが、昨季はコウデ前監督やキケ・サンチェス・フローレス現監督の構想外となっていました。直近で出場したのは3月8日のバレンシア戦でわずか7分間プレーしたのみで、それ以降は完全に出番を失っていましたが、今回のエイバル戦で状況が一変する可能性が浮上しています。
先発したマリアーノは相手GKホセバ・ベルメホを脅かし続け、60分には見事な同点ゴールを記録しました。試合終了間際にもクロスバー直撃のヘディングシュートを放つなど、出色のパフォーマンスを披露しています。これまでキケ・サンチェス・フローレス監督は彼に対する評価を固めていたと見られますが、このゴールが指揮官への強烈なアピールとなり、今後のプレシーズンマッチ3試合の活躍次第では、2026-2027シーズンのチーム内での立ち位置や去就が大きく変わるかもしれないと注目を集めています。(via Estadio Deportivo)
ミケル・ロドリゲスが加入、入団会見で涙
中盤の補強として、レアル・ソシエダから24歳のギプスコア県出身MF、ミケル・ロドリゲスを移籍金200万ユーロで獲得しました。契約期間は2031年までの5年間となります。なお、レアル・ソシエダ側には将来的に400万ユーロで買い戻せるオプションが付随しています。
アラベス加入のプレゼンテーションには、彼のご両親や十数人の友人たちが駆けつけました。ロドリゲスは感極まった様子で『アラベスは偉大なクラブであり、プリメーラ(1部)の舞台、そして地元の近くでプレーするチャンスを与えてくれました』と涙ながらに喜びと意気込みを語っています。(via SPORT)
アントニオ・ブランコに引き抜きの手、ビクトル・パラダはロシアへ
移籍市場での選手の動きも活発になっています。放出面では、DFビクトル・パラダがロシアのスパルタク・モスクワへ移籍金500万ユーロで完全移籍することが確定しました。これがクラブにとって今夏初の売却となります。
一方で、コウデ前監督とキケ・サンチェス・フローレス現監督の両方から絶対的な主力として重用されてきたMFアントニオ・ブランコに対し、スペイン国内の複数クラブが関心を示している模様です。現時点で具体的なオファーの有無は不明ですが、彼を引き抜く動きが本格化すれば、アラベスの今季の編成プランに大きな影響を与える可能性があります。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
プレシーズン初戦をタイトル獲得という最高の形で飾ったアラベス。構想外とされていたマリアーノ・ディアスの奮起やミケル・ロドリゲスら新戦力の融合が進む中、主力の引き抜き阻止も含めた今後の移籍市場での立ち回りにも注目が集まります。