序盤の主導権と暗転…決定機逃しセビージャのワンチャンスに沈む
試合開始からの約20分間はオサスナがゲームを完全に支配した。モイ・ゴメスが中盤でタクトを振り、落ち着いたパス回しから敵陣へ進入する理想的な展開を作る。
開始早々に決定的な場面を作り出す。モイ・ゴメスからの絶妙なクロスをアンテ・ブディミルがエリア内から左足インサイドで狙うも、惜しくもゴール左へ外れる。さらにペナルティスポット付近で完全にフリーとなったエンゾ・ボヨモが頭で合わせるも枠を捉えきれず、モイ・ゴメス自身もエリア手前からミドルシュートを放ったが大きく上に外れた。
しかし24分、セビージャの鮮やかなパス連携から一瞬の隙を突かれる。相手MFフォファナの見事なヒールパスからイサク・ロメロに左足アウトサイドでミドルシュートを叩き込まれ、先制を許してしまう。
先制ゴールで勢いに乗るセビージャに対し、オサスナは精神的なショックを受けて後手に回る。セビージャの右アタッカーであるチデラ・エジュケの鋭いドリブルに苦しめられ、アベル・ブレトネスが何度も突破を許す厳しい展開となった。チデラ・エジュケの鋭いシュートはGKアイトール・フェルナンデスの好セーブで凌いだものの、前半のシュート数はオサスナ5本(枠内0本)に対しセビージャ8本(枠内3本)。ポゼッション率はオサスナが53%と上回りながらも、ビハインドで前半を折り返した。
後半に入るとアラサテ監督の指示を受けたチームは息を吹き返し、後半最初の15分間は73%のポゼッション率を記録して主導権を奪い返す。ルーカス・トロがエリア手前から強烈なミドルシュートを放ったが、相手DFスアソの体に当たってブロックされた。
63分に前線へラウール・ガルシアとラウール・モロを投入して打開を図るが、セビージャの鋭いカウンターに脅かされる。相手のフアン・イグレシアスのシュートがポストを叩き、キケ・サラスの至近距離からのヘディングシュートはアイトール・フェルナンデスが驚異的な反発力で防ぎ止めた。
82分、前線へ押し込んだ攻勢の裏を突かれ、相手フォファナの高速カウンターから左サイドのフェリックス・コレイアに渡る。コレイアの切り込みシュートはカバーに入ったカテナに当たってコースが変わり、ネットを揺らして決定的な2点目を奪われた。
終盤にはキケ・バルハのクロスからラウール・ガルシアがハンジ・フリックし、ゴール前のキケ・バルハがわずかに届かない絶好機や、カテナのヘディングシュートがあったものの、相手GKヴラホディモスの正面をつき無得点のまま試合終了を迎えた。 (via MARCA)