アンドレス・カストリン セビージャFCと2030年までの契約延長で大筋合意

セビージャFCに所属する23歳のガリシア出身センターバック、アンドレス・カストリンは、クラブとの間で2030年6月30日までの3年間の契約延長を結ぶことで大筋合意に達した。現行契約が2027年夏に満了を迎える中、下部組織同等の格安年俸でプレーしていた主力DFの流出を防ぎ、主力を長期的に繋ぎ止める合意を取り付けたことが注目を集めている。

2024年夏にCDルーゴから加入したアンドレス・カストリンは、セビージャ・アトレティコでの好パフォーマンスを経てトップチームへと上り詰めた。ルイス・ガルシア・プラサ監督の下で今季は公式戦で先発に定着しており、指揮官自身もラジオ番組で『彼はこのクラブで一時代を築ける選手であり、早く契約を更新してほしい』と公言するほど全幅の信頼を寄せていた。しかし、これまでの給与体系が引き上げられていなかったことから、代理人との交渉は難航を極めていた経緯がある。

ジャーナリストのホセ・マヌエル・ガルシア=オテロ氏によれば、両者は大幅な昇給と引き換えに、将来を縛りすぎない3年間の契約延長で折り合いをつけた。一方で、他クラブからの引き抜きに備えて、契約解除金は5000万ユーロという高額に設定されている。本人は『代理人に任せており自分はプレーに集中する』と慎重な発言に終始していたものの、水面下では着実に交渉が進展していた。すでに通算28試合に出場し今季もリーグ6試合で480分を消化している若手の確保は、セビージャにとって最優先事項だったという。

セビージャは冬の移籍市場で巨額補強ができない財務状況にあるため、若き柱の給料を適正価格へ改定し、5000万ユーロの防壁を築く道を選んだ。今後は正式発表のタイミングが待たれる一方で、契約更新が課題のキケ・サラスら他の生え抜き選手への波及効果が焦点だ。(via Estadio Deportivo)