スコット・マクトミネイ ナポリとの延長難航を受けレアル・マドリードが獲得に関心

ナポリに所属する30歳超のスコットランド代表ミッドフィルダー、スコット・マクトミネイに対し、レアル・マドリードが中盤の補強選択肢として強い関心を示している段階にある。イタリア国内で同選手とナポリによる契約延長の話し合いが完全に停滞していることが発覚し、中盤の層を厚くしたいスペインの強豪がその隙を突く形で動きを見せたことが話題を呼んでいる。

レアル・マドリードではトニ・クロースが引退して以降、ゲームをコントロールする司令塔の不在が議論され続けてきたが、クラブは単なるゲームメイカーにとどまらない総合力の高い中盤を求めてきた。そうした中で浮上したマクトミネイは、強烈なフィジカルとボックス・トゥ・ボックスの運動量を兼ね備え、2列目から驚異的な得点力を発揮する異色のミッドフィルダーとして高い評価を得ている。かつてマンチェスター・ユナイテッド時代に彼をトップチームへ引き上げたジョゼ・モウリーニョ監督が『我が子』と愛称で呼び、最もお気に入りの指導候補として挙げていた逸話も知られている。

イタリア紙『Il Mattino』がナポリとの契約更新交渉の頓挫を先行して報じると、スペインのSPORT紙もレアル・マドリードがこの契約上の不透明さを注意深く見守っている状況を伝えた。レアル・マドリードは近年、アントニオ・リュディガーやベルナルド・シウバ、イブラヒマ・コナテらのように、契約満了間近や条件面で優位に立てる実力者を移籍金なし、あるいは極めて有利な金額で獲得する移籍戦略を確立させている。

この動きが示すのは、レアル・マドリードが30代を迎えるベテランであっても即戦力かつ費用対効果に優れる案件であれば柔軟に獲得へ動く構えを見せている点だ。1月の移籍市場での打診、あるいは来夏に向けた事前交渉の着手など、ナポリ側の提示条件と選手の決断が今後の引き金となる。(via SPORT)