移籍市場最終盤に向けたボランチ補強への緊急オペレーション
9月1日23:59の市場閉幕が残り2週間に迫る中、ビジャレアルのスポーツディレクション(フェルナンド・ロイグ・ネゲロレスCEOが指揮を執る)は、中盤を完成させる最後のピースとして、新たなボランチ(守備的ミッドフィールダー)の獲得に向けた動きを急ピッチで加速させています。
現在、ビジャレアルのファーストチームには24名の選手が登録されており、空き登録枠は「1」となっています。
中盤の布陣としては、パペ・ゲイェやサンティ・コメサニャといった実績のある実力者のほかに、今夏カンテラからファーストチームへ昇格したばかりの17歳のCarlos Maciá(カルロス・マシア)、21歳のAlassane Diatta(アラサン・ディアッタ)といった将来有望な若い才能を抱えています。彼らへの評価と信頼は非常に高いものの、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、そして過酷なUEFAチャンピオンズリーグという3つの大会を同時に戦い抜くためには、即戦力として計算できる経験豊富なミドルの追加補強が不可欠であると判断されました。
クラブが描く補強のロードマップは明確であり、決して慌てて妥協することはありません。理想とするのは、多大な移籍金投資を伴わず、コストを極限まで抑えたレンタル移籍、フリーエージェントの獲得、または経済的に非常に安価な形で引き抜ける実力者です。さらに、ラ・リーガでのプレー経験があり、スペインフットボールに即時適応できる選手であれば最適です。市場の最終盤には、欧州のメガクラブで構想外となった実力ある選手や、出場機会を求めて他クラブへの流出を望む選手が有利な条件で放出されるため、強化部はその絶好の機会を辛抱強く待っています。
しかし、もう一つのプランとして、チャンピオンズリーグなどの大きな舞台でチームのクオリティを劇的に引き上げられる世界基準のタレントが適切な価格で市場に現れた場合、クラブは一時的に予算を調整し、大型投資を行う用意もあります。
最近もビジャレアルのオフィスには世界中から多数のボランチの売り込み(逆オファー)が届いており、これらは精査の末に却下されました。これまでに噂されたACミランのフランス人MFユスフ・フォファナ、アラベスのアントニオ・ブランコ、ニースのアルジェリア代表MFヒシャム・ブダウィ、オリンピアコスのアルゼンチン人MFサンティ・エセといった選手たちとの獲得交渉は、現時点では一切動いていません。ビジャレアルは焦ることなく、市場最終盤のタイムセールに向けて最善の選択肢を見極めています。(via SPORT)