敵地ラ・ロサレダの呪縛を解けず、守護神 Mathew Ryan のPK阻止で勝ち点1を死守したマラガ戦

アウェイのラ・ロサレダで行われた第4節マラガ戦は、両守護神がスーパーセーブを連発する激しいバトルの末、0-0のスコアレスドローに終わりました。レバンテにとって、またしてもラ・ロサレダは鬼門の地としての壁が立ちはだかる形となりましたが、守護神マシュー・ライアンの神がかった活躍により、なんとかアウェイでの勝ち点1をもぎ取ることに成功しました。

試合は、開始早々の1分未満、マラガのディフェンスの不用意なバックパスの乱れを突いて、レバンテのアルゼンチン人FWチアゴ・フェルナンデスが決定機を迎えました。GKアルフォンソ・エレーロと1対1になるものの、ここは相手キーパーの足を使った果敢なブロックに防がれ、先制の絶好機を逃します。

ピンチを切り抜けたマラガは徐々にペースを掴み、7分に左サイドから送られたクロスがレバンテのナチョ・ペレスの開いた右腕に直撃。主審は躊躇なくペナルティマークを指しました。しかし、ここでレバンテのゴールを守るライアンが圧倒的な存在感を見せます。PKキッカーを務めたチュペの放った中央へのシュートを完全に読み、両拳で力強くブロック。こぼれ球をチュペが再び押し込みゴールネットを揺らしたものの、その直前にデラを腕で突き飛ばすファウルがあったとして、ゴールは取り消されました。

その後もマラガの波状攻撃を粘り強い守備で防ぎ続ける中、レバンテもセットプレーからチャンスを作ります。デラが30メートルほどの距離から放った破壊力抜群の直接フリーキックは、わずかにクロスバーをかすめる惜しいシュートとなりました。

後半に入り、プレッシングの強度を高めたレバンテは一転して敵陣に攻め込みます。コーナーキックからの混戦の中、ナチョ・ペレスがゴール至近距離から強烈なボレーシュートを放ちましたが、これはマラガのキーパー、エレーロの驚異的な反射神経によるセーブに阻まれました。終盤は両チームともに交代策を用いて打開を図るも決定力を欠き、勝ち点を分け合いました。これでレバンテは4試合を終えて、1勝2分け1敗の勝ち点5となりました。

殊勲のライアンは、PK阻止の場面についてこう語っています。

『相手が中央に蹴ってくるような感覚がありました。事前に対策を練って情報を仕入れるのは好きですが、相手もこちらが分析していることを知っています。心理戦でしたが、今日はそれがうまくハマりました。本当ならキャッチして弾きたかったのですが、主審がファウルを吹いてくれて幸運でした』

さらにライアンは、このドローという結果について納得の表情を浮かべています。

『すべての試合で勝ちたいですが、今日のゲームは勝利がいかに難しいかを証明しています。後半は前半よりもパフォーマンスが向上し、ナチョのチャンスもありましたが相手キーパーが素晴らしいセーブを見せました。両チームともゴールの前で少し冷静さを欠いていましたが、現状で持ち帰れる最善のものを持ち帰ることができたと感じています』 (via AS / SPORT)