スポルティング・デ・ヒホン&ブルゴスCF
エスタディオ・エル・モリノンに詰めかけた2万4000人を超える大観衆の前で、スポルティング・デ・ヒホンはブルゴスCFを1-0で撃破し、Nicolás Larcamón新監督の体制下における待望の今シーズン公式戦初勝利を手にしました。
開幕戦でのサバデル戦のドロー劇において、3バックの戦術機能不全を激しく露呈していたスポルティング。ラルカモン監督は、この大一番においてこれまでのこだわりを完全に捨て去り、より中盤のゲーム支配率を高められる「4バック」システムへの大胆な変更を決断しました。この戦術的シフトが、開始早々に最高の形で実を結びました。
開始わずか2分、今夏に大きな注目を集めて加入した新戦力アンドレス・クエンカ氏(Adamuz出身の23歳)が、左サイドバックのエリアで素晴らしいボールカットを披露。そこから鋭いドリブルでハーフラインを突破し、相手ディフェンダー陣を切り裂く極上のスルーパスを前線に供給しました。これに完璧なタイミングで抜け出したフアン・オテロ氏が、相手キーパーカンテロ氏との一対一の緊密な局面において、一切のコントロールを挟まないダイレクトシュートを突き刺し、鮮やかに先制ゴール(1-0)を奪いました。
その後、ブルゴスは元スポルティングの選手である地元の英雄ホセ・グラゲラ氏がヘディングシュートを放ちましたが、これは不運にもクロスバーを直撃。後半には、ハビ・ジャブレス氏やフォレス氏を中心とした素早いサイドアタックで同点を狙い、スポルティングを脅かしましたが、ヒホンの強固なディフェンスラインをこじ開けることはできませんでした。ヒホンはカンテラ出身の若き至宝イオシフォフ氏が放った決定的なシュートが相手キーパーの驚異的なワンハンドセーブに防がれるなど追加点こそ奪えなかったものの、Larcamón監督は5人のカンテラーノ(クリスティアン・フェレレス氏の公式戦デビューを含む)をピッチに投入して逃げ切りに成功しました。
また、ピッチ外でもヒホンは大いにサポーターを興奮させています。クラブは、イタリア・セリエAのヴェネツィアから、昨シーズンのセビージャやコルドバで素晴らしい実績を残し、往年の2部での昇格劇を経験している26歳の本格派ストライカー、アントニオ・カサス氏を1年間の買取オプション付き期限付き移籍で完全獲得したことを公式に発表しました。カサス氏は本日、エル・モリノンのVIP席から新チームの勝利を見守っており、数日中にメディカルチェックを終えてチーム練習に合流する予定です。 (via SPORT / MARCA / Estadio Deportivo)
レアル・サラゴサ&SDウエスカ
レアル・サラゴサが最終合意に達していたバレンシアCF所属のカンテラ出身の若き実力派DFルベン・イランソ(ルベ・イランソ)氏の移籍交渉を巡り、同じセグンダに所属するSDウエスカが突如としてハイジャック(強奪)を試みる猛烈なカウンターオファーを提示したことが判明し、市場に激震が走っています。
ウエスカのフロントは、サラゴサがバレンシア側に提示した「移籍金ゼロの代わりに、将来的なリセール発生時にその移籍金の25パーセントをバレンシアに還元する」という取引条件に対し、一気にその倍額に相当する「リセール時の50パーセントの権利の譲渡」をバレンシア側に提示。さらに、選手個人に対する年俸などの給与条件においても、サラゴサを大きく上回る好条件を提示してバレンシア側のCEOであるロン・ゴーレイ氏の足を完全に止めさせました。
この急激な展開に対し、サラゴサのサポーターの間には大きな焦燥感が漂いましたが、選手であるイランソ氏自身のサラリーに対するプロとしての矜持と、幼い頃から夢見ていたサラゴサのプロジェクトに対する強い意志は、一ミリも揺らぎませんでした。
イランソ氏とそのエージェント陣はバレンシアのフロントに対し、『私たちが移籍に同意するのはレアル・サラゴサのみであり、それ以外のクラブへの移籍は一切考慮しない』と断固としてウエスカの巨額オファーを拒絶する声明を突きつけました。これによりウエスカの強奪オペレーションは事実上シャットダウン。イランソ氏は週明けの月曜日または火曜日には正式にサラゴサへと移動し、3年間の完全移籍での署名と公式発表が行われる予定です。また、サラゴサは先日の親善試合での敗戦を経験しながらも、16歳の神童ハビエル・ベルデホの鮮烈なデビューに沸いており、アカデミーの未来への期待が高まっています。 (via SPORT / ElDesmarque)