栄光と降格。クラブの歴史を変えたミチェル政権の5年間
🎢 ミチェル監督が指揮を執った221試合、5年間は、クラブにとって成功と挫折が入り交じる歴史的な期間となった。2021年の夏、1部昇格を目標に掲げて就任した彼は、就任初年度にさっそく結果を出した。序盤は3部降格圏に沈むなど不安定な時期もあったが、クラブの全面的な信頼を背景にチームは飛躍し、プレーオフへ進出。イプルーアでのエイバル戦ではホームでの0-1のビハインドを0-2で逆転し、決勝のテネリフェ戦でもアウェイで1-3の勝利を収めて1部昇格を果たした。2022-23シーズンは残留を危ぶまれる時期を乗り越えて安定した戦いを見せ、最終節までオサスナとカンファレンスリーグ出場権を争った。
そして記憶に新しい2023-24シーズンには、勝ち点81を獲得して3位に躍進し、レアル・マドリードやバルセロナと優勝争いを演じるという異次元の活躍を見せた。アルテム・ドフビクがリーグ得点王に輝き、サヴィーニョ、エリック・ガルシア、アレイシ・ガルシア、ヤン・コウト、ツィガンコフといった選手たちが見事で強固なサッカーを披露した。クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、モンティリビでアーセナルやリヴァプールを迎え撃ち、パルク・デ・プランスで今季の王者PSGと、サン・シーロでミランと対戦するという夢のような時間をクラブにもたらした。
しかし、過去2回の夏の移籍市場におけるフロントの誤った判断や、ピッチ上への投資の失敗により、チームは多くの欠陥を抱えることになった。ミチェル監督は自身のスタイルを貫いてチームを立て直そうと奮闘したものの、最終的に誰一人として予想していなかった2部降格という残酷な結末を迎えてしまった。(via MARCA)