【9年ぶりの1部復帰

忘れられない劇的な昇格と数々の夢を叶えた軌跡を経て、ようやくトップリーグの舞台に戻ってきました。実質8年ぶりとなる1部リーグでの戦いが、いよいよ開始されます。開幕戦の相手は強力なアトレティコ・マドリード。試合は今週の水曜日21時00分キックオフという極めて変則的なスケジュールで行われますが、これはアトレティコ側に約10名もの代表選手がワールドカップ決勝に出場していたという特殊な事情が影響しています。

この初戦は、アトレティコが旧本拠地から移転した後の2017年9月16日、新スタジアム開場時における最初の対戦相手としてマラガが戦った、ゆかりのあるスタジアムであるリヤド・エア・メトロポリターノへの9年ぶりの帰還試合でもあります。スペイン国内でのテレビ中継は、Movistar LALIGA、Movistar Plus+、Orange Fútbol 1にて放送されることが決定しています。試合終了後には、La Opinión de Málagaのウェブサイトにて試合レポートや関係者のコメント、選手評価が掲載される予定です。(via SPORT)

【移籍市場の現在地

今夏の移籍市場における最重要事項として掲げていた、価値のある中心選手たちの引き留めについて、現時点でチームは見事にそれを達成しています。サポーターから親しみと敬意を込めて「Los bichos(ビッチョス)」と呼ばれる強力な主力陣をスカッドに留めたまま、1部の過酷なサバイバルへ挑戦する土台を確保しました。

しかし、現時点での選手層はまだ不完全な状態です。フアロスSDが狙っているあと数名の新戦力の補強を実現させるためには、先にチーム内の数名の選手たちの売却や放出を成立させて登録制限枠に空きを作る必要があり、フロントは市場閉幕を前にした選手整理を急ピッチで進めています。(via SPORT)

【多機能センターバック補強の噂

プレシーズンを少し不思議な形で終えつつも確かな手応えを掴んだチームですが、フアンフラン・フネス監督は守備陣の選択肢を大きく広げるための新たな補強を求めています。ターゲットとなっているのは、センターバック、退団が確実視されているダニ・サンチェスの穴を埋める左サイドバック、そして中盤のセントラルミッドフィールダーの3つのポジションです。

限られた予算の中でこの課題を解決するため、クラブは3つの役割を実質2名の補強でカバーできる多機能な選手を探しており、その最有力候補として浮上したのがホセ・マルサです。24歳のマルサはバルセロナの下部組織ラ・マシア出身で、足元の技術に非常に優れており、ポルトガルのスポルティング、アンドラ、スポルティング・ヒホンなどでプロ経験を積んだ後、現在はベルギー1部のKVメヘレンに所属しています。今夏にカディスCFも獲得を試みて失敗したとされる実力者です。

フアロスSDは、マルサがベルギーでの契約最終年に突入しているという事実を把握しており、KVメヘレン側が移籍金要求を下げざるを得ないこの状況を有利な切り札として活用し、安価な形での獲得を狙っています。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

劇的な昇格を経て8年ぶりに1部の舞台へと戻ってきたマラガCF。主力「ビッチョス」を維持してアトレティコとの開幕戦に挑む一方で、フネス監督はホセ・マルサをはじめとするポリバレントな守備陣の獲得を模索しています。限られた財務状況の中でフアロスSDがどのような補強交渉をまとめ上げるか、市場最終盤の動きから目が離せません。