元所属レジェンドのラファ・ドミンゴが語る激動のレバンテ時代
1970年代から1980年代にかけてバレンシアや Oviedo で左サイドバックとして活躍した元スペイン代表のラファ・ドミンゴが、現役の最後に過ごしたレバンテ時代の極めて情熱的で破天荒な物語を語りました。ドミンゴが加入した当時のレバンテは、深刻な財政難によりクラブ自体の消滅危機に瀕していました。
ドミンゴは『レバンテは消滅寸前の危機にあった。当時のペペ・マルティネス監督に熱心に説得されて加入した。チームは当時3部に低迷していたが、サポーターは常にスタジアムを満員にして熱狂的な声援を送ってくれた。一度は昇格プレーオフで敗れて現役引退を決意したが、クラブからお金を譲り受け、妻の誕生日に車をプレゼントして何とか納得してもらいもう1年プレーした。翌年には見事にフエンヒローラやオレンセをプレーオフで破り、2部へと昇格することができた』と、当時の劇的な昇格の舞台裏を振り返りました。
さらに、2部昇格後にクラブに入り込んできたある実業家パトロンとの間で起きた、映画のような衝撃の交渉劇も明かしました。『そのパトロンとの面談の際、彼は部屋にあった一つの大きなトランクを指差し、「あのトランクを開けてみろ、中の札束を好きなだけ持って帰っていいぞ」と言ってきた。トランクの中には文字通り数百万の札束が詰め込まれていた。しかし、私は「物事は正しく、公に行うべきだ」と断り、不当なお金を受け取らずに一度は引退した』と驚くべき裏話を披露。その後、チームの不振に伴い Pachín(パチン)監督から請われ、約1年のブランクがあったにもかかわらず無給に近い形で復帰してチームを助け、最終的に現役を引退したという、男気あふれるレジェンドの逸話を明かしました。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
今シーズンのレバンテは、主力カルロス・エスピの売却や選手登録わずか12名という極めて厳しい財政難の壁に直面しながらも、ルイス・カストロ監督のもとで高い結束力を維持している。プレシーズンで大ブレイクを果たした15歳のサントスのトップチーム昇格など、カンテラの力強い息吹と新体制の確かな戦術が、開幕エスパニョール戦での勝点獲得を予感させている。