アテネ遠征の確定メンバー発表と主力温存・若手抜擢の舞台裏
レアル・マドリードは火曜日にギリシャ・アテネへと出発し、AEKアテネ戦に向けた最終確定メンバー22名を発表しました。遠征メンバーの顔ぶれからは、過密日程を見据えたモウリーニョ監督の鮮やかなターンオーバー戦略とチームの最新事情が浮かび上がっています。
今回の遠征では、主力2名の大切な温存休養が決定しました。オーレリアン・チュアメニとアルダ・ギュレルの両選手はアテネへの遠征帯同を見送り、マドリードに残って個別トレーニングを行っています。直前のラシン・サンタンデール戦(0-3勝利)で90分フル出場を果たした2人に対し、モウリーニョ監督は疲労蓄積を考慮して休養を与えました。両者は今週末土曜日に予定されているラ・リーガ第12節バレンシア戦(メスタジャ)で先発復帰する見込みです。
一方で、頼もしい主力2名が遠征メンバーに復帰しました。クラシコで右足裏に違和感を覚えてラシン戦を欠場していたフェデ・バルベルデは、月曜日からチームの全体練習に合流して無事に招集入りを果たしました。また、ビジャレアル戦での退場処分(ナタン・サリバの髪を引っ張った行為)により国内リーグ4試合出場停止中のヴィニシウス・ジュニオールも、CLでは出場可能なため遠征に帯同しています。
負傷者およびその他の欠場者としては、右脛骨の疲労骨折で手術を受けたラウル・アセンシオ、右膝前十字靭帯断裂からの回復を目指すロドリゴが引き続き離脱中です。また、フェルラン・メンディは全体練習に復帰しているものの、今季のCL登録リストに入っていないため出場資格がありません。若手枠としては、ラシンから加入したカスティージャのMFセルヒオ・マルティネスが抜擢され、アテネへの切符を手にしました。
発表されたアテネ遠征の確定メンバー全22名は以下の通りです。
ゴールキーパー:クルトゥワ、ルニン、セルヒオ・メストレ。
ディフェンダー:トレント・アレクサンダー=アーノルド、デンゼル・ドゥムフリース、エデル・ミリトン、ディーン・ハイセン、アントニオ・リュディガー、イブラヒマ・コナテ、アルバロ・カレーラス、マルク・ククレジャ。
ミッドフィルダー:フェデ・バルベルデ、エドゥアルド・カマヴィンガ、ジュード・ベリンガム、ベルナルド・シルバ、チアゴ・ピタルチ、セルヒオ・マルティネス。
フォワード:ヴィニシウス・ジュニオール、エンドリッキ、キリアン・エムバペ、ブラヒム・ディアス、カルロス・エスピ、ヤン・ディオマンデ。
対戦相手であるAEKアテネ側もマドリード戦に向けて気持ちを高めています。AEKのポルトガル人DFフィリペ・レルヴァスは会見で、『レアル・マドリードには世界最高の選手たちが揃っており、リスペクトを示さなければならない。ジョゼ・モウリーニョはポルトガルだけでなくサッカー界の伝説だ。しかし我々も素晴らしいチームであり、ポゼッションを高めて情熱とインテンシティを持って最後まで戦い抜く』と意気込みを語りました。AEKには元レアル・マドリードのFWルカ・ヨヴィッチが所属しており、古巣との対決に注目が集まります。AEKは国内リーグ前節で初黒星を喫し直近5試合4敗と苦しんでいますが、今季ホームのALLWYN Arenaでは公式戦無敗を誇り、CLホーム戦でもLASKを1-0で破っているため油断は禁物です。(via AS)