アタッカー補強のターゲットにレオ・シエンザが浮上

エリック・ブレトスSDが主導する攻撃陣の強化において、サウサンプトンに所属するアタッカー、レオ・シエンザ(27歳)が新たな獲得候補としてリストアップされた。クラブの最優先事項は余剰戦力の放出による選手登録枠の確保であるが、同時にピッチのファイナルサードで垂直性とパンチ力をもたらす選手の探索も進められている。

シエンザは身長1.75mで、左右両サイドのウイングをこなせるユーティリティ性を持つブラジル人選手である。ルクセンブルク国籍も所持しているため、非EU枠を消費しないという編成上の大きなメリットがある。昨年9月に900万ユーロの移籍金でサウサンプトンに加入すると、チャンピオンシップ(イングランド2部)で傑出したパフォーマンスを披露した。公式戦47試合に出場して10ゴール10アシストという見事な成績を残し、クラブの年間最優秀選手に選出されている。

サウサンプトンがスパイ事件のペナルティによってプレミアリーグ昇格争いから脱落した影響もあり、現在シエンザの周囲では激しい争奪戦が巻き起こっている。クリスタル・パレス、アタランタ、コモ1907が具体的な関心を示しており、過去にはアストン・ヴィラ、トッテナム、エバートン、リーズ・ユナイテッド、フラムといったイングランド勢に加え、ブラジルのパルメイラスやフラメンゴも調査を行っていた。

現在の市場価値は1200万ユーロと評価されているが、移籍金はそれを上回る額になることが確実視されている。レアル・ソシエダにとっては、競合クラブの多さと移籍金が高騰する可能性が最初のハードルとなる。さらに、クラブ内には登録可能な選手枠以上の選手が在籍しているため、獲得を現実のものとするには既存戦力の売却が不可欠である。プレシーズン期間中にペジェグリーノ・マタラッツォ監督が全選手のパフォーマンスを評価し、放出候補を最終決定する予定となっている。(via ElDesmarque)