アトレティコ・マドリード シメオネ監督との契約延長交渉を来年3月に実施へ
アトレティコ・マドリードを率いるアルゼンチン出身のディエゴ・シメオネ監督について、クラブ経営陣は来年3月に契約延長に向けた話し合いの場を設ける方針を固めた。現在チームは公式戦で好調を維持しており、指導陣と選手、そしてフロント陣との信頼関係が近年稀に見る高まりを見せていることが背景にある。
チームはラ・リーガの直近5試合で全勝しており、首位のFCバルセロナを直接対決で追撃できる好位置にいる。今夏に加わった新戦力たちが即座にフィットし、戦力値を大幅に向上させた。そのため、クラブ内部ではここ数年で最も完成度の高いスクワッドを構築したと自負する声が大きいという。
こうしたピッチ上での好成績に加え、シメオネ監督自身の指導スタイルの変化も好循環を生み出している。スペインのテレビ番組エル・チリンギートのアレックス・シルベストレ記者やピピ・エストラーダ記者によると、かつての厳格なアプローチから、より選手一人ひとりに寄り添う柔軟でオープンなコミュニケーションへと指導法を変化させているという。ベテラン勢のみならず新加入選手とも熱心に対話を重ねており、新参の選手たちも彼の姿勢に感銘を受けている。
最高経営責任者であるヒル・マリン氏とシメオネ監督は、チームが大きな失速を見せない限り、来年3月の会談において少なくとも1年間の契約延長で合意に達する見込みだ。両者の間ではすでに『話し合いは済んでおり問題はない』との共通認識が形成されており、手続き自体は円滑に進むと見られている。
アトレティコは目先の成果にとどまらず、長年クラブを牽引した象徴的指揮官への絶対的な信頼を再確認した。そのため、安定した組織構造の維持を狙う動きといえる。今後の見どころは、春先の正式発表に向けチームがタイトル争いをいかに繰り広げるかだ。(via ElDesmarque)