FCバルセロナ ペドロ・ポロ獲得に関心もトッテナム要求の7000万ユーロが壁
FCバルセロナはトッテナム所属のスペイン代表右サイドバック、ペドロ・ポロへの関心を継続させている。しかし7000万ユーロという高額な移籍金が最大の障壁となり、現在も交渉は平行線をたどる状況だ。スポーツ部門とハンジ・フリック監督は彼の能力を高く評価しているものの、財務状況に照らした現実的な金額での合意が不可欠という。
プレミアリーグでの挑戦が一区切りを迎えたと考えるペドロ・ポロは、母国スペインへの復帰を強く希望している。特にバルセロナからの関心には好意的な姿勢を示しており、移籍に非常に前向きな状況だ。かつてはレアル・マドリードも興味を示したとされるが、右サイドバックの層が過密なため選択肢から外れ、実質的にバルセロナへの加入が最優先事項となっている。
バルセロナは過去の移籍市場から彼へのアプローチを試みていた。当時は守備陣の大型売却で資金を捻出するプランを検討し、アレハンドロ・バルデやジュール・クンデを売却候補に挙げていた。しかし最終的に移籍は成立せず、彼へのアプローチも棚上げとなった経緯がある。
しかし、トッテナムが設定した7000万ユーロの市場価値に対し、バルセロナは高すぎると判断している。妥協のない交渉スタイルで知られるトッテナムから移籍金を下げることは困難なため、経営陣は選手側に介入を要請した。つまり、選手自らがクラブ間合意に向けた価格引き下げの働きかけを行うという形だ。
また、来年1月の冬の移籍市場における獲得に関しては、大型売却が実現しない限り極めて厳しい見通しだ。現在のクラブは補強の優先順位として、左利きの中央ディフェンダー獲得を最優先に掲げており、右サイドバックの優先度は相対的に下がっている。そのため、安価で獲得可能な代替案としてイバン・フレスネダの動向も並行して追っている。
この交渉が意味するのは、バルセロナが依然として厳しい財政的制約の中で補強を進めざるを得ず、選手主導の移籍金減額という変則的なアプローチに頼らざるを得ない現状だ。トッテナムとの契約関係を背景に、選手本人がどこまでクラブを説得できるかが今後の最大の焦点となる。(via SPORT)