イスマエル・シエラのエストリル残留による45パーセントの将来移籍金取り分消失の懸念
🇵🇹 ベティスは、かつてポルトガルのエストリルへ移籍させたカンテラ出身のDFイスマエル・シエラに関して、今夏の移籍市場での想定外の経済的損失を被る可能性が高まっています。シエラは2年前にエストリルへ移籍。その際、ベティスは将来の移籍金の45%を受け取る権利を留保していました。しかし、昨季は出場機会に恵まれず、オササナ・プロメサスやビジャレアルBへのレンタルを繰り返していました。
💰 今夏、ビジャレアルBでの活躍によりいくつかの移籍オファーが届き、売却益による移籍金の取り分が期待されていましたが、エストリルの新監督ヴァスコ・マトス氏が彼をプレシーズンで高く評価。リーグ開幕戦のファマリカオン戦(1-1)でも90分フル出場して主力に定着しました。
🚫 エストリル側は彼を今季の不可欠な戦力と位置づけ、今夏の放出を完全に拒否する姿勢に転換。シエラとエストリルの契約は2027年6月までとなっており、もしこのまま移籍せずに来夏にフリーで退団した場合、ベティスが保有する45%の売却権利は完全に無価値となってしまいます。ベティスが利益を得るためには、来年1月の冬の市場での売却を期待するほかありません。 (via Estadio Deportivo)
ワールドカップによる労働法休暇規定に伴うバレンシア戦の延期と実質的な開幕節
📆 ラ・リーガの26/27シーズン開幕節において、ベティスが予定していたバレンシアCFとのアウェイゲームが延期されることが確定しました。この延期の理由は、今夏に開催されたワールドカップ2026において、ベティスおよびバレンシアの選手たちが各代表チームの準決勝以降の後期ラウンドまで勝ち進んだことにあります。
🇪🇸 スペインの労働法規定により、選手たちには大会終了後に最低21日間の連続した完全休暇(バカンス)を付与することが義務付けられています。これにより、プレシーズンの準備期間が物理的に不足し、十分な健康状態を確保できないことから、ラ・リーガ側は選手たちの安全を守るために試合の延期を決定。
⚽ ベティスのリーグ戦の本当の開幕節となるゲームは、8月21日の金曜日21時00分、本拠地カルトゥーハにレアル・ソシエダを迎えて行われる第2節が初戦となります。なお、バレンシアとの延期試合は8月25日に開催される予定となっています。 (via MARCA) (via SPORT)
【本日の総括】
レアル・ベティスは、悲願のチャンピオンズリーグ参戦を目前に控え、選手登録におけるカンテラ枠の問題や厳しいサラリーキャップ制限のパズル、そしてワールドカップによる休暇規定に伴うバレンシア戦の延期など、変則的なピッチ外の戦いに直面しています。ダニ・セバージョスの復帰に向けた綱渡りの交渉やファビオ・シウバ獲得へのドイツでの直接対話など、新エースストライカー確保に向けた戦略が最終盤まで急がれる一方、母国の震災に心を痛めるクチョやデッサら主力を擁し、チームは緑と白の誇りを胸に、インテル戦を経て8月21日のソシエダ戦へと一丸になって歩みを進めています。