コパ初戦は最古のクラブと16年ぶり対戦!破綻危機の過去と重なる運命の激突

🏆 コパ・デル・レイの1回戦で、ラージョ・バジェカーノは12月18日に創立137周年を迎えるスペインフットボール界最古のクラブ、『最長老(デカーノ)』ことレクレアティボ・ウェルバと対戦することが決定しました!両者の激突は2010/11シーズンの2部リーグ以来、実に16年ぶりとなります。当時の対戦成績はヴァジェカスで0-0、相手本拠地ヌエボ・コロンビーノで1-1と引き分けていました。

🏛️ 今回の顔合わせは、ピッチ外で激動に揺れるラージョにとって奇妙な歴史的符合作用を感じさせます。今季のラージョはマドリード自治州から安全基準違反によるヴァジェカス・スタジアム閉鎖を命じられるという異例の事態に見舞われていますが、16年前の2010/11シーズンもクラブは完全な崩壊の危機にありました。2011年2月17日、親会社ヌエバ・ルマサの破綻に伴いルイス・マテオス会長が民事再生手続き(concurso de acreedores)への突入を発表し、クラブ全スタッフと全選手への給与支払いが完全に停止したのです。

⚽️ その壮絶な危機の中でチームを主将として牽引したのが現在アヤックスを率いるミチェル・サンチェスであり、守護神を務めていたのが現在スポーツディレクターを務めるダビド・コベニョでした。さらにオスカル・トレホ、アマジャ、アルメンテロス、ピティといったクラブのレジェンドたちが名を連ね、ホセ・ラモン・サンドバル監督のもとで団結して戦い抜いた歴史があります。

歴史的な対戦を振り返ると、両者には数々のドラマが存在します。2009/10シーズンにはヴァジェカスでラージョが4-0と大勝し、見事に1部残留を確定させました。この試合で先制点を挙げたのはレアル・ベティス史上最多得点者でもあるルーベン・カストロであり、指揮を執っていたフェリペ・ミニャンブレス監督にとって現場指揮官としてのラストマッチ(その後SDへ転身)となりました。過去最大差勝利は1988年にラージョが記録した5-1の圧勝です。一方、レクレアティボ側の最大差勝利は3-1(過去3度記録、初勝利は1967年のコパ・デル・ヘネラリシモ)となっています。また、2002/03シーズンの1部最終節では、共に最下位で降格が決定していた両チームが『不可侵条約』とも言える協定のもとで無得点引き分けを選び、静かに1部へ別れを告げた味わい深いエピソードも残されています。

🔥 決戦の地に乗り込むラージョですが、相手のレクレアティボは現在2部RFEF(4部相当)グループ4の首位に君臨する超絶好調チームです。直近の試合では最下位チームに5-0で大勝したほか、公式戦11試合無敗(リーグ戦7試合、コパ・フェデラシオン4試合で決勝進出)をキープしており、今季はわずか1敗しか喫していません。ラージョはマドリードから400キロ以上離れたウェルバへ遠征し、超満員が予想されるヌエボ・コロンビーノで運命の初戦に挑みます。(via MARCA / Mundo Deportivo)