アレックス・フォレスのブルゴス完全移籍決定

ビジャレアルは、去就が注目されていた25歳のFWアレックス・フォレスのブルゴスへの完全移籍が完了したことを発表しました。フォレスはビジャレアルを離れ、新天地で4年契約を結ぶことになります。

フォレスはビジャレアルの下部組織で頭角を現し、2023/24シーズンにはビジャレアルBで16ゴールを記録して大爆発しました。しかし、トップチームでの公式戦デビューは果たせないまま、直近の2シーズンはレンタル移籍を繰り返していました。2024/25シーズンにはレバンテへ期限付き移籍し、セグンダで5ゴールを挙げてチームの1部昇格に大きく貢献。しかし翌2025/26シーズンにローンで加入したレアル・オビエドでは、19試合に出場したものの出場時間はわずか450分に留まり、ノーゴールと不本意なシーズンを過ごしていました。

このため、今夏は彼の完全移籍に向けた動きが活発化。ブルゴスの他にも、スポルティング・デ・ヒホン、コルドバ、マジョルカ、レガネス、カディスといった数多くのクラブが獲得に乗り出していました。特にスポルティング・デ・ヒホンはビジャレアルとのクラブ間合意に達しており、フォレス自身の承諾を待つばかりという段階まで進んでいましたが、最終的にフォレスはエル・モリノンでのプレーではなく、エル・プランティオを本拠地とするブルゴスからの提案を受け入れる決断を下しました。

獲得に成功したブルゴスは、クラブ公式声明にて『ラ・リーガ・ハイパームーション(2部)で最も引く手あまたなストライカーの一人を獲得できたことは、まさに机を叩くような決定打となる補強だ。新シーズンを戦うチームにとって非常に高いレベルの9番を確保できた』と喜びを露わにし、さらにフォレスのプレースタイルについて『高い技術力、パワー、モビリティ、大いなる得点嗅覚を備えた選手。献身的な自己犠牲の精神に加え、優れたポストプレーでチームに時間をもたらし、苦しい局面でも呼吸を整えさせてくれる』と最大限の信頼を寄せています。(via Estadio Deportivo)

パプ・ゲイにサウジの強豪アル・アハリが熱視線

ビジャレアルの中盤を支える強力なセネガル代表MFパプ・ゲイに、サウジアラビアのメガクラブであるアル・アハリが強い関心を寄せています。アル・アハリは中盤の補強候補の筆頭としてゲイをリストアップしており、フランスの有力紙がこれを報じました。

ゲイはセネガル代表としてアフリカネイションズカップで素晴らしいパフォーマンスを発揮し、直近のワールドカップでもゴールを決めて輝きを放ったほか、ビジャレアルのピッチ上でも代えの利かない圧倒的な存在感を示しています。今夏の市場において彼が他クラブから狙われることはビジャレアルのフロントも想定していましたが、ついにサウジの潤沢な資金を持つクラブからの関心が具体化してきました。

アル・アハリは現在、チームの主力であるフランク・ケシエの去就が不透明な状態にあるため、その代役として極めて強靭な肉体と高い技術を兼ね備えるゲイを強く欲しています。ビジャレアル側は、ゲイを放出するのは少なくとも4000万ユーロに達するような巨額のオファーが届いた場合のみとする姿勢を崩していません。現時点ではクラブオフィスに正式なオファーは届いていませんが、もしこの規模の取引が成立すれば、ビジャレアルには代役を余裕で獲得できるだけの強固な財務上のアドバンテージがもたらされます。

なお、アル・アハリはこれまでの市場でイヴァン・トニーの獲得に4200万ユーロ、ガレーノの獲得に5000万ユーロを支払っており、今夏もすでにトリンコンの獲得に4000万ユーロ近くを投じているため、ビジャレアルの求める金額を支払う資金力は十分に備えています。また、少し前にはビジャレアルのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督をアル・アハリの指揮官に引き抜く噂が浮上したものの、最終的にこちらは実現しませんでした。(via MARCA)

【本日の総括】

ビジャレアルCFは、2部リーグで激しい争奪戦が繰り広げられていたFWアレックス・フォレスのブルゴス完全移籍を正式発表。一方で、中盤の要であるパプ・ゲイに対してサウジの強豪アル・アハリが熱い視線を送っており、クラブが設定する4000万ユーロという巨額の取引が成立するかどうか、市場最終盤の動きから目が離せません。